妊娠が分かって、うれしいのもつかの間、これからの生活ってどんな風にしていけばいいか悩みますよね。
- 仕事は辞めるのか、続けていくのか。
- 趣味の運動や体操は控えた方がいいのか。
- 食べるものは何か気を付けた方がいいのか。
- 上の子がいる場合は、預け先が必要になるのか。
- 妊娠初期にやっておいた方がいいことってあるのか。
様々な問題や決めなくてはならないことが出てくると思います。
妊娠初期はまだお腹は出てこないですが、赤ちゃんが安定器に入る前の大事な時期でもあります。
その妊娠初期に、やっておいた方が良いことや決めておいた方が良いことってあるのでしょうか?
ここでは、妊娠が発覚してこれからのことを考える妊婦さんに向けて、実際に私も経験したことをふまえて、妊娠初期の過ごし方についてまとめてみました!
妊娠初期の理想の6つの過ごし方とは!
妊娠が発覚しても初めてのことだと余計にどうしていいか分かりませんよね。
そこで、妊娠初期にこれだけは気をつけておきたい!ということを6つにまとめてみましたので、是非核にしておいてくださいね!
妊娠初期の理想の過ごし方①:早めに病院を受診する
妊娠が発覚するのは、多くの場合が妊娠検査薬の使用だと思います。
実は、妊娠検査薬で陽性反応が出ても安心してはいけないんです。
それは、子宮外妊娠の可能性があるから。
子宮以外のところで着床してしまい、最悪の場合卵管破裂など非常に大変な事態になりかねません。
子宮外で妊娠していたとしても、妊娠検査薬では陽性反応が出ますので、いくら陽性反応が出たからと言っても、まだ安心しないでくださいね。
子宮外妊娠になると、多くの場合は腹痛を伴うようですが、これも個人差があると思います。
子宮外妊娠になってしまうのは、全体の妊婦さんの約1~2%程度だと言われていますが、可能性としては0ではないため、注意が必要です。
子宮外妊娠は残念ながら妊娠の継続は難しいですが、早めに発見することで卵管破裂などの最悪の事態に発展する前に処置ができます。
そのためにも、妊娠検査薬で陽性反応が出たら、なるべく早めに産婦人科を受診することをおすすめします。
特に経産婦さんだとわかるかもしれませんが、妊娠検査薬で陽性反応が出るのがだいたい妊娠4週~5週くらいです。
しかし、赤ちゃんの心音が確認できるのがだいたい妊娠7週以降になるので、早めに病院を受診しても、また1~2週間後に診せに来てほしいと言われる可能性も高いです。
そうなると、何度も病院へ通うのが面倒なので、陽性反応が出てからしばらく間をあけて受診する人もいるかと思いますが、何かあってからでは遅いので早めに受診しておいた方が良いかもしれませんね。
妊娠初期の理想の過ごし方②:生活習慣を見直す
正常妊娠が確認できたら、今度は日々の生活の中で妊娠中には相応しくない行動をとっていないか注意してみてください。
例えば、
- 飲酒・喫煙を習慣的にしている → 禁酒・禁煙する
- 高いヒールを履いて過ごしている → ペタンコの靴に変える
- 1日3食の食事ではない → 1日3食を心がける
- 激しい運動を習慣的にしている → 激しい運動は控える
- 重たいものを常時持つことがある → 重たいものは持たないようにする
など、妊娠中には控えた方が良い行動もありますので、自分の今の生活をまずは見直してみてくださいね。
妊娠初期の注意点として、やっておいた方が良いこと、やってはいけなことについて詳しくまとめた記事が以下になりますので、是非参考にしてみてくださいね。

妊娠初期の理想の過ごし方③:食事のバランスを気を付ける
妊娠初期というのは、赤ちゃんのいろいろな部分が作られる大事な時期でもあります。
そのため赤ちゃんとママに必要な栄養をきちんと摂ることが大切です。
妊娠の初期から気をつけたい栄養については、以下の記事に詳しくまとめていますので、チェックしてみてくださいね。

しかし、妊娠初期は女性ホルモンの分泌の影響から悪阻になる妊婦さんが多くいます。
悪阻の症状によっては、食事がまったく食べられない状態になってしまう妊婦さんもいて、なかなかバランスの良い食事を思うように食べられない人もいるんですよね。
悪阻の症状を抑える方法を試してみるのもひとつですが、吐き戻してしまうくらい辛い悪阻の場合は、あまり無理はせず食べられるものを口にして、悪阻が落ち着いてくるのを待ってみるのも良いと思います。
妊娠中に栄養が不足してしまうと、一体どんなリスクがあるのか不安になってしまった人は、以下の記事も見てみてくださいね。

妊娠初期の理想の過ごし方④:激しい運動は控える
妊娠中は初期などの時期に関わらず、あまり激しい運動はしない方が良いです。
軽い運動であれば問題ありませんが、あまりにも激しい運動は早産や流産を引き起こしかねません。
妊娠初期のころは、安静にしておくくらいの方が良いかもしれませんね。
妊娠初期の理想の過ごし方⑤:ストレスを溜めないようにする
ストレスを溜めないようにと簡単にいっても、環境によってはなかなか難しいですよね。
特に、仕事をしていたりして家でゆっくり過ごすことができなかったりすると、なおさらです。
妊娠中に仕事を続けている妊婦さんで、ストレスが気になる人は診断書をもらって休暇を取る方法もありますので、以下の記事も参考にしてみてください。

できることなら、なるべくストレスを溜めない環境を作るようにしてください。
お母さんのストレスは赤ちゃんに伝わると言われていますので、少しでもストレスは少ない方がいいです。
例えば、空いた時間に友達とランチにいく、趣味の時間を少し増やす、友達に愚痴をこぼしてみる、エステへ行ってみる、買い物をする、睡眠時間を多くとり家でゆっくりする時間を作る…などなど、ストレス発散の方法は様々かもしれませんが、いろんな方法でストレスを軽減できると良いですよね。
妊娠初期の理想の過ごし方⑥:妊娠初期にしてはいけないことを把握する
妊娠初期というのは、いくつか気をつけておきたいことがあります。
簡単にまとめると、
- 妊娠中に食べてはいけないものを把握しておく。
- 妊娠中は飲酒・たばこは控える。
- 妊娠中は重たいものを持たない。
- 無理をしたり、異変があればすぐに病院へ行く。
などが妊娠中に主に気をつけたいポイントです。
もっと細かく言えば、たくさんあるかもしれませんが、大きく挙げるとしたらこのあたりは気をつけておきたいポイントだと思います。
逆を言えば、この辺に気をつけて生活していれば良いということにもなります。
あまりにも「あれもダメ!」「これもダメ!」という生活では、本当に何もできなくなってしまいます。
もちろん、安全に配慮すれば気にしなければならないことも増えますが、基本的に妊娠初期に起こる流産などは、お母さんの行動に原因があるわけではなく、赤ちゃんの先天性異常によるものがほとんどだと言われています。
そのため、産婦人科の先生いわく、妊娠初期はお母さんがどんなに寝たきりでいても、安静にしていても流産するときは流産するし、逆に激しい運動をしてしまっていたり、上の子がお腹の上にタックルしてきても無事だったケースもあるので、妊娠初期の流産はどれだけ気を配っていても防ぎようがないことが多いみたいです。
そのため、本当に赤ちゃんに影響を及ぼしかねない上記の項目あたりに注意して生活するようにしてみてはどうでしょうか。
その方が、ママとしてもストレスは少ないかもしれないですよね。
妊娠初期の過ごし方が理想に近づけられない場合
妊娠初期に、なるべくおうちにいて、ゆっくりした時間を過ごして、夜も早めに寝て、炊事や洗濯などの家事はほぼ旦那さんに任せて、自分はのんびり快適なマタニティライフを送る…。
なんていうのは、理想論ですよね!!!
うん。現実的に絶対無理ですよね。
実際は、
旦那さんの何気ない言葉にイライラして、
仕事に追われてバタバタして、
悪阻であまり栄養満点のものを食べられず、レトルトのものに頼ったり、
家事だって誰も手伝ってくれないから結局やるしかなくて、
上の子供もまだ保育園に行っていないから面倒を見なくてはいけないし、
夜もそんなに早く寝ることはできないし、
なんていうのが妊婦さんの現実ですよね。(苦笑)
だけど、理想の生活が送れなかったからと言って、必ずしも何かリスクを抱えてしまうということは全くありません。
むしろ、私は上記の状態をオールクリアしている生活をしていましたが、無事に子供を出産しています。
1番いけないのは、理想的な生活が送れていないからといって、自己嫌悪になったりストレスを溜めてしまったりすることではないかと思います。
自分で出来る範囲で、快適に生活ができるように努力することが大切なんじゃないかと思いますよ。
妊婦さんの妊娠初期の過ごし方について まとめ
妊娠初期って一体どんな風に過ごしていけばいいのか分からない人が多いと思いますが、1番は体調を優先して無理をしないことです。
また、出産してからはできない、妊娠中の今だからこそできる何かを見つけられるといいかもしれませんよね。
私の場合は、高級店に食事に行く!ということでした。
これは、お店によっては子連れで行けないお店もあるので、妊娠中に行っていましたね。
また、ちょっと敷居の高い高級な食事をとることで私はストレス発散にもなっていました。
みなさんも、試してみてください!
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