妊娠もまだ超初期の時期であれば、うつ伏せで寝ても問題ないのでしょうか?
確かに、お腹はまだ全然出ていないから、うつ伏せで寝られないこともないし、うつ伏せの方が寝やすいんだよね〜。
って同じことを思っている妊婦さんもいるんじゃないですか?
だけど、お腹を圧迫することでお腹の中の赤ちゃんに何か悪影響がないか心配にもなります。
違和感とか圧迫感がなければ、うつ伏せで寝たいんだよね…と内心思っている妊婦さんのために、妊娠の超初期にうつ伏せで寝ることは違和感さえなければ問題がないのかと、考えられるリスクをまとめてみました!
妊娠超初期にうつ伏せで寝るのは違和感がなければOK?
妊娠も超初期となればうつ伏せで寝ても問題ないのでしょうか?
答えは「イエス」です。
というのも、お腹の中の赤ちゃんは子宮の中の羊水に浮いている状態になっています。
そして、妊娠検査薬で陽性反応が出るのがだいたい妊娠2ヶ月(妊娠4~7週)くらいですが、このころの赤ちゃんの大きさというのは、だいたい12㎜くらいと言われています。
多少、個人差があって大きさも人それぞれですが、羊水に12㎜程度の赤ちゃんが浮いている状態なので、お腹をうつぶせ寝で圧迫する程度では赤ちゃんが潰れてしまったり、圧力がかかったりという心配はないと言えます。
そのため、妊娠超初期のうちは、うつぶせ寝になっても赤ちゃんに影響があるとは思えないため、うつぶせ寝で寝る方が寝やすい!という妊婦さんは、うつ伏せで寝てしまっても特別問題はなさそうです。
しかし、次に挙げるような違和感が出ている場合は注意してくださいね!
妊娠超初期にうつ伏せになると感じる違和感①:苦しくて息苦しい
うつ伏せ寝になることで苦しかったり、息苦しいなどの症状が出てしまった場合は、うつ伏せで寝ることを中止しましょう。
妊娠初期はお腹が出ていないから苦しいはずがない!と思うかもしれませんが、悪阻などの症状が出やすい時期でもあります。
そのため、ちょっとした体勢などで体調が悪くなるということも考えられます。
そして、これは経産婦さんのあるあるだと思うんですが、2人目以降って1人目のときよりもお腹が出るのが早いんですよね!!
私も、1人目のときは妊娠7か月くらいまで、普通のズボンのボタンをはずして履いていました。(産婦人科の先生にやめるよう言われましたが…笑)
でも、2人目のときは妊娠3か月くらいで既にマタニティズボンを履かなければいけないくらいお腹が出てきました…。
そのため、いくら妊娠初期とはいえ、経産婦さんの場合はお腹が苦しくてうつ伏せに慣れないということもあると思いますので、そんな時は無理な体勢はとらないようにした方が良さそうです。
基本的に、うつ伏せで寝ることで体調が悪くなってしまうことがあれば、控えたほうがよさそうですね。
また、妊娠中期以降になってお腹が出てくると、横向きになって抱き枕を抱えて寝ると無理ない体勢で寝られるので個人的には必須アイテムでした!
妊婦さん向けに開発された抱き枕なんかもおススメです。
妊娠超初期にうつ伏せになると感じる違和感②:腹痛
妊娠初期とはいえ、これからお腹が大きくなっていく準備をしているため、じん帯が伸びるときに痛みを伴うこともあります。
この痛みがうつ伏せ寝になることで楽になるのであれば問題ないですが、うつ伏せになることで痛みが増すようであれば控えましょう。
また、妊娠初期の腹痛には様々なリスクが隠されているケースがあります。
寝方を変える程度で改善しなかったり、気になる腹痛の場合は以下の記事もチェックして病院を受診するか判断してみてくださいね!
妊娠超初期にうつ伏せになると感じる違和感③:腰痛
実は、うつぶせ寝で寝ているほうが腰に負担がかかります。
妊娠初期の症状のひとつに腰痛が挙げられますが、この腰痛は妊娠後期まで続く場合があるので、妊娠初期のうちに腰に負担のかかる体勢をとるのはやめておいた方が安心です。
うつ伏せ寝で長時間寝てしまうと、それだけ腰に負担がかかってしまいます。
妊娠初期に腰痛の症状が出ている人は、腰に負担のかからない横向きなどになって寝ることをおススメします!
また、妊娠初期の腰痛には実はリスクが隠れている場合があります。
気になる方は以下の記事もチェックしてみてくださいね!
妊娠超初期にうつ伏せになる場合の注意点
妊娠の初期にうつ伏せになるのは特別問題がないのはお分かり頂けたでしょうか?
でも、妊娠初期にうつ伏せで寝ることの注意点として気になるのが、「長時間うつ伏せで寝てしまっても問題ないの?」ということ。
先ほども記述しましたが、お腹の中の赤ちゃんは子宮の中の羊水に浮いている状態ですので、それが長時間圧迫されたところで、赤ちゃんに直接影響があるとは考えにくいです。
そのため、長時間うつ伏せ寝で寝てしまっても問題はなさそうですが、注意したいのは、以下の点です。
- 体調が悪いのに、長時間うつぶせ寝で寝てしまう。
- うつ伏せ寝というか、座った状態で机に伏せた状態で寝てしまう。
- うつ伏せの状態でマッサージを受ける。
このようなことには注意が必要です。
体調が悪いのにうつ伏せで長時間寝るのを避けるというのは言うまでもありませんが、机に伏せたまま寝るのは血流が悪くなる原因になりますので、避けた方が良さそうです。
また、基本的に妊娠初期にマッサージを受けることは問題ありませんが、上から強く圧力をかけるようなマッサージであったり、子宮を収縮させるようなツボを刺激するマッサージに関しては注意が必要です。
妊娠超初期にうつ伏せになりたい妊婦さんへ まとめ
妊娠しても、うつ伏せのほうが寝やすいからどうしてもうつ伏せで寝たい!!
という妊婦さんでも、今回の記事でうつ伏せで寝ても問題ない、ということがお分かり頂けたでしょうか?
でも、後々お腹が大きくなってくる妊娠中期頃になってくると嫌でもうつ伏せで寝るのは辛くなってきますので、今のうちから横向きで寝られる練習をしておくのもアリかもしれませんね!
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