妊娠の発覚と、結婚式の時期が重なってしまうというケースって意外と多いんですよね。
- できちゃった結婚だけど、出産前に結婚式をしたい!
- 結婚式の計画段階で妊娠が発覚してしまった!
などなど、そのパターンは様々ですが、妊婦さんになってしまったからといって、結婚式を中止することができない場合もありますし、出産してからは何かと忙しくなりそうだから産む前に挙式をしておきたい、などそれぞれ理由がありますよね。
そこで、妊婦さんになってもドレスや着物って着られるのか疑問ですよね。
また、無事に結婚式を挙げるためにはどうすればよいのでしょうか。
今回は、妊娠初期に結婚式を挙げたいと考えている妊婦さんへ、考えられるリスクや気を付けること、また妊婦さんになっても着られるドレスや着物についてまとめてみました!
妊娠が発覚しても結婚式を挙げたい!という妊婦さんは、是非チェックしてみてくださいね~!
妊娠初期の結婚式で気をつけなければならないリスクとは?
妊娠初期にあえて結婚式をあげるとなると、一体どんなリスクが考えられるのでしょうか?
妊娠初期で結婚式をあげるリスク①:悪阻
妊娠初期というのは、体調が崩れやすいですし、悪阻の症状が出る妊婦さんが多いです。
実際、結婚式の計画段階では悪阻は大丈夫だったけど、当日間際になって悪阻の症状がひどくなり、水を飲んでも吐き戻してしまう…という重症な妊婦さんもいます。
しかし、結婚式というのは数カ月前に案内状を参列者の方に送付し、貸衣装の準備や、式場の用意もありますので、当日間際になってキャンセルというのがなかなか難しいものです。
そのため、無理をして決行するのもオススメはできないですし、万が一の体調を心配するのもありますが、参列者に迷惑がかからないよう、体調が落ち着いてくる安定期に入ってから結婚式を挙げるというのも1つの考えかもしれません。
妊娠初期で結婚式をあげるリスク②:切迫流産
結婚式の準備というのは、思っているよりもハードで、貸衣装を決めたり、料理や出し物など、それ以外にもとっても細かいことを計画するために式場へ何度も行ったりする必要がでてきます。
本来であれば、少しゆっくり過ごしたい妊娠初期ですが、バタバタと計画段階で動き回っていると、ちょっとしたきっかけから切迫流産と診断されてしまうことがあります。
切迫流産と診断されてしまうと、基本的には絶対安静の状態で、症状が改善するまで過ごさなくてはいけなくなり、結婚式どころではなくなります。
妊娠初期に結婚式を挙げるメリット
妊娠初期はリスクもありますが、メリットもあります。
妊娠初期に結婚式を挙げるメリットとは、一体どんなことがあるのでしょうか?
- 出産後は子供がいてバタバタするため挙式を挙げるのは大変。
- 出産後は何かと子供に費用がかかるので、今のうちに結婚式にお金を遣える。
- お腹が目立つ前のほうが残る写真としては良い。(ふっくらして見えない)
- 産後の結婚式よりは自分の時間が持てるので準備が楽。
などが挙げられると思います。
妊娠初期というのは、まだ傍から見れば妊婦さんだと気づかれにくい時期でもあります。
どうしても妊娠中期になると5kg〜10kg近く体重が増加してしまいます。
もちろん、お腹の中の赤ちゃんや羊水の重さもあるので、全てが身体についたお肉というわけではありませんが、どうしても見た目がふっくらしてみえて、女性の方であれば、下半身や二の腕のお肉の付き方は気になりますよね。
妊娠初期であれば、まだまだその心配はなさそうなので、そのへんもメリットといえば、メリットなのではないでしょうか?
妊娠初期に結婚式を挙げるデメリット
では逆に、妊娠初期に結婚式を挙げるデメリットととは何なのでしょうか?
- 体調が不安定で急に思いもよらない体調不良に見舞われる可能性がある。
- 参列者の方に心配されてしまう。
- 着られるドレスや着物が限られてしまい、好きなデザインが選べない可能性がある。
1番は体調の心配ですよね。
こればっかりは本人にもどうなるか分からないということで、当日いろんな参列者の方が参加して、臭いや人混みのせいで体調が悪化することも考えられますが、途中で退席したり中止したりすることがなかなか難しいのが結婚式です。
そのリスクは結構大きいのではないかと思います。
また、一生に1回の結婚式ですので、できれば、自分の気に入った素敵なドレスを着たいですよね!
しかし、妊娠中ということで、マタニティドレスを着用しなければならないと思います。
普通のドレスは体型を良く見せることもあり、かなり締め付けます。
それは、妊婦さんにとってはちょっと厳しいので、やはり妊娠中でも着られるマタニティ用のドレスを着なければなりませんが、そうなるとデザインが限られてきちゃうんですよね。
妊娠初期に結婚式はやはり諦めたほうがいい?
本人はもちろん、ご家族の方と結婚式場の都合などから、どうしても妊娠初期に挙げたい!という人もいると思います。
基本的に心配なのは体調だと思うのですが、その辺をクリアしていれば、妊娠初期に結婚式を挙げるというのは悪いことではないと思います。
実際、最近では結婚式をあげる女性の4人に1人は妊娠中だというデータもあるみたいです。
ただし、妊娠初期というのはまだまだ初期流産の可能性もある時期ですので、安定していないということもあります。
結婚式の準備をしている段階で妊娠が発覚してしまった場合は、仕方がないかと思いますが、あえて妊娠中に結婚式を挙げることを考えている人は、安定期に入った妊娠中期に挙げるのがベストなのではないでしょうか?
もちろん、お腹が出てくる時期でもあるので、着られるドレスなどは限られてきちゃいますが、体調が第一優先ですので、まずは赤ちゃんの状態とママの体調を考えてみてくださいね!
妊娠初期の結婚式で参列者に配慮しておきたいこと
妊娠初期に結婚式を挙げる場合は、参列者の方にも一言伝えておくことも大切かと思います。
妊娠初期ということで、まだ初期流産の可能性があるから公にしたくない!ということもありますが、結婚式当日に無理なく過ごすには、妊娠の報告も兼ねておいたほうが安心かな、と思います。
例えば、あまり参列者の席には回らず、着席したままの状態で挨拶させてもらったり、余興の参加を遠慮させてもらったり、お酒を飲まないようにさせてもらったりなど、おめでたい席で断ると失礼なことも、妊娠中ということで許してもらいたいことが出てくると思います。
参列者の方の中には、忙しい中調整してくださったり、遠方から来てくださる人もいます。
そんな方々に失礼にならないようにするためにも、妊娠報告というのはあってもいいのかな?と個人的には思います。
初期流産の可能性を気にして、参列者の方にどうしても伝えたくない場合は、やはり安定期に入ってからの挙式が望ましいのではないかと思います。
実際、妊娠中に挙式を挙げている半数以上の方は、安定期に入ってから挙式されているみたいです。
何かあってからでは遅いですし、ご家族とも相談して、1番安心な時期を選ぶことが大切ですね!
妊娠初期に結婚式を挙げたい妊婦さんへ まとめ
妊娠初期に結婚式を挙げる妊婦さんもいますが、やはり体調が1番心配ですよね。
私も何度も友人の結婚式には参列させてもらいましたが、その中でも5人は妊娠中でしたね。
多くは、結婚式の計画段階で妊娠が発覚したパターンだったので、妊娠初期でも結婚式をやらざるを得ない人が多かったですが、中には体調が悪く、かなり無理をして結婚式にのぞんでいた妊婦さんもいました。
結果的に、結婚式は無事に終わり、出産も無事にできたので良かったのですが、参列者としてはかなり気を遣って心配もしました。
心からおめでとーっ!!とテンションマックスで言ってあげたかったのですが、その辺がなんとも複雑ですね。(笑)
妊娠初期に結婚式を挙げることを計画している妊婦さんは、産婦人科の先生にもよく相談して、万が一のリスクにも備えた結婚式ができると安心できます。
良い結婚式が挙げられるといいですね!!
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