妊娠中にステーキを食べることは危険なのでしょうか?
良いお肉であればあるほど、切ってみると中がまだ赤いレアの状態で頂くこともありますよね。
妊婦さんはそんなステーキを食べても問題ないのでしょうか?
つわりがおさまってくると、ステーキなどのスタミナがつくものも食べたくなるものです。
そこで、妊婦さんがステーキを食べるとトキソプラズマに感染するのでは?と心配になっている方へ、妊娠中に食べる際は一体何に気を付ければ良いのか、詳しく調べてみました!
安心してステーキを食べたい妊婦さんは必見です!
妊婦さんがステーキを食べるメリット
妊婦さんがステーキを食べることで何かメリットはあるのでしょうか?
ステーキに使われるような赤身肉には、タンパク質や鉄分が多く含まれています。
妊娠中はどうしても赤ちゃんに血液を送らなければならないので、ママは貧血になりやすいです。
そんな時、お肉は貧血予防にもなりますよ!
また、手軽に料理できるイメージのある牛のばら肉ですが、こちらと比べるとステーキに使われるような、例えば赤身の牛モモ肉は、カロリーが約半分なんです。
妊娠中は体重をあまり増やさないようにしたいため、カロリーも気になるところですが、ばら肉よりも低カロリーなことを考えると、ステーキを食べることは妊婦さんにとっては良い面もあるんですね!
妊婦さんはステーキを食べても問題ないの?
では、妊娠中にステーキを食べても問題ないのでしょうか?
実は、妊娠中にステーキを食べても問題はありませんが、必ず気を付けなければならない点があります!!
その点さえ注意すれば、妊婦さんがステーキを食べることは問題ありませんので、必ず事前にチェックしておきましょう!!
妊婦がステーキを食べる際の注意点1:トキソプラズマの感染
妊娠中に1番注意しておきたいといっても過言ではないのが、生焼けのお肉です。
生のお肉には「トキソプラズマ」という寄生虫が含まれていることがあります。
妊娠中に、このトキソプラズマに感染してしまうと、赤ちゃんに重大な影響が出てしまう可能性があるんです。
具体的に言うと、脳症やけいれん、水頭症、視力の障害、黄疸や、臓器に先天的な障害を残す場合があります。
また、妊娠中は免疫力が落ちているので、通常やりもトキソプラズマに感染しやすい状況でもあります。
ステーキは、良いお肉ほど中まで完全に火を通さなくても食べることができますし、好みによっては焼き加減がレアなものが好きな人もいるかもしれませんが、妊娠中は絶対に控えておきましょう!!
妊婦がステーキを食べる際の注意点2:食中毒
これも、特に生焼けの場合に起こりうる可能性があるのですが、トキソプラズマ以外のO157のような食中毒に感染してしまう可能性があります。
もちろん、信用できるお店であれば心配ないかもしれませんが、自宅などでステーキを焼く場合は、その保管方法によっては注意が必要です。
妊娠中に食中毒になってしまうと、その菌によっては赤ちゃんに影響があるものと、ないものがありますが、例え赤ちゃんに影響がなかったとしても、ママは薬を服用できないことから治療に時間がかかってしまいます。
吐き気や下痢にみまわれても、薬が飲めないというのは非常に辛いので、やはり食中毒の感染を避けるためにも、加熱処理には気を付けなければなりません。
妊婦さんがもし生焼けのお肉を食べてしまったら?
妊娠中に、生焼けのお肉は極力食べないよう配慮したいところですが、万が一気がつかずに食べてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?
結論から言うと、食べてしまったものは仕方ありません。(笑)
しかし、トキソプラズマに感染する可能性がゼロではない状況ですので、気がついたらすぐにかかりつけの産婦人科に相談してください。
生肉を食べたからといって、必ずしもトキソプラズマに感染し、赤ちゃんに影響が出るということではなく、その確率が高くなるということなので、万が一食べてしまっても落ち着いて行動してくださいね!
妊娠中にステーキを食べること まとめ
妊娠中はもちろんですが、お産にはとてもエネルギーがいります。
よく、臨月に入ってお産が近づいてきたら焼き肉を食べに行く!という話を聞きませんか?
私もそうでしたが、臨月になるとお腹が下がってきて今までで圧迫されていた胃も楽になることから、結構ガッツリ食べたくなるんですよね。
そして、本能的にスタミナがつく食べ物が食べたくなるのでしょうか。
妊娠中なスタミナをつけるためにもステーキは食べたいところですが、焼き加減については細心の注意をはらってくださいね!!
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