妊娠が発覚して間もなくおとずれるのが悪阻(つわり)です。
多くは妊娠12週くらいでおさまってくる人が多いようですが、個人差があり出産直前までつわりのような症状が続いたという人もいます。
このつわり、船酔いしたような目まいがあったり、胃がムカムカして胃薬なしではいられないような状態になってしまったり、人によっては水を飲んでも吐いてしまって最終的に入院をせざるを得ないという状況になってしまうほど重症の人もいます。
妊娠をしたら、自分だけでなく赤ちゃんの分まで栄養をとらなければいけないのに、この悪阻のせいでご飯を食べる気がしない…という人も多いはず。
実際に私も悪阻で悩まされた一人です。
つわりで食べ物がダメになってしまっても、美味しく食事ができる方法って何かないのでしょうか?
わたしもいろいろと試してみた経験と、悪阻に悩まされたママさんたちから得た情報をまとめてみます!
妊娠後、つわりで食べ物がダメになり、苦しんでいるママさんは、是非チェックして美味しく食事ができる方法を見つけてみてださいね。
妊娠中に食べ物がつわりでダメになる原因とは?
つわりのせいで食べ物を受け付けなくなる原因って何だと思いますか?
もちろん個人差があるので、コレだ!!というのはなかったりしますが、多くの人は匂いがダメになるのではないかと思います。
匂いの強い食べ物や、むせかえるようや匂いが苦手になったりする人が多いようです。
よく聞くのは、
- 炊きあがりのご飯の匂い
- ニンニクなど香りの強い食材を使った料理
- 油っこい食べ物
こんなような食べ物が、食べる前にすでに匂いがした時点で気持ち悪くなってしまい、食べられなくなるというケースが多いみたいです。
また、特定の食べ物だけが無理になったりするひともいますね。
あとは、吐きづわりの人は食べても吐いてしまうのが怖くて食べられない、という人もいるかもしれません。
とにかく悪阻で食べ物がダメになってしまう原因というのは人様々です。
ただ、悪阻の期間中なにも食べずに過ごすわけにもいきませんから、なんとか少しでも食べられるものを見つける必要があります。
そのためにも、自分は何が原因で食べ物を受け付けなくなっているか知らなくてはいけません!
まずは、何が一番辛いかを考えてみましょう。
におい?
特定の食べもの?
それが分かれば、次にどうやって美味しく食べられるようにするか考えてみましょう!
妊娠中に食べ物がダメになっても美味しく食べられる方法とは?
悪阻のときに食べ物がだめになったとしても、なんとか食事はとらなくてはいけません。
では、つわりで胃がムカムカして吐き気をもよおしている時にどうやって美味しく食べられるというのでしょうか?
まずは、先ほど原因がなにかを見てきました。
特定の食べ物がだめな場合は、その食べ物を避ければ良いだけですが、匂いが原因の場合。
とにかく香りを控えめにしたメニューを選びましょう!
まず、さっぱりしたものが気持ち悪くなるのを軽減できると思います。
例えば、お出汁にほんの少しの調味料でできるような茶碗蒸しや雑煮、素うどんなどの料理だったり、白身の焼き魚だったり。
または、お豆腐のサラダだったり、果物だったり。
香りが少ないもののほうが、吐き気をもよおさないかもしれませんよ。
あとは、食べる量にも気を付けましょう。
食べられる!と思って食べても、食べ終わった頃には気持ち悪くなってしまうということもあります。
『まだ食べられるかな?』
と思っても、とりあえずいつもの半分程度の量に抑えておいて、お腹が減ったと思えば、また少し口にするなど一日のうちで小分けにして何度も食事をすることも、気持ち悪さを軽減させられることにつながると思います。
ただし、水を飲んでも吐いてしまう、もうめまいもして料理ができるような状態ではない!という重症の妊婦さんは、かかりつけの産婦人科に相談してみてください。
お薬を処方されたり、最悪の場合入院して経過観察されるケースもありますので、無理は禁物です!
妊娠中に食べてはいけないものを食べてしまった時はどうすれば良いのか心配になっている方は以下も参考にしてください。
妊娠中につわりで食べ物がダメになったときにやった対策とは?
ここからは、私が個人的に悪阻がひどかった時期に、いろいろやった食べられる対策をまとめたいと思います。
もちろん個人差もありますので、この対策をしたらといって絶対食べられるようになる!とは言えないものの、どんなことをすればいいの?と迷っている人は、試しに食べられるようになるかやってみてくださいね~!
少し辛みがあると食べられる
あまりにも辛いものでは、逆に胃がもたれてしまうのですが、ピリっと辛い程度の刺激が食欲をそそったのか、少し食べやすくなりました。
例えば、甘口のキムチだったり、味噌汁に少し七味唐辛子を入れてみたり、中辛のカレーなんかもほかの料理に比べて食べられました。
ご飯をお茶漬けや雑炊にする
ただの白米の匂いが苦手になったのですが、味の濃いチャーハンやオムライスなどはどうも食べる気がしませんでした。
その代わり、お茶漬けや卵雑炊などにしたらお米の匂いも気にならなくなったし、味も薄味にしたので食べやすくなりました。
スープなら食べられる
日によって体調もまちまちでしたが、固形のものはどうしてもダメで、そんな日はスープなら美味しく飲めました。
スープといっても、具だくさんのものでは考えただけでも食べられそうになかってので、お豆腐やあおさのりの味噌汁なら飲めました。
また、酸っぱ辛い酸辣湯(サンラータン)のスープは個人的には美味しかったです。
お酢の酸っぱさがさっぱりしているのと、少しだけピリ辛にしたら食欲が増したのか、あまり具は入れませんでしたが、思ったより飲めました。
癖の少ない白身魚
白身魚の中でも、例えばタラやカマスなどの魚は比較的クセや匂いが少なく食べやすいのでは?と思います。
少し塩をして焼くだけでも美味しく食べられる白身魚なので、試してみる価値ありですよ!
まとめ
悪阻というのは期間限定の辛さだとはいえ、毎日のことですし日々の生活もありますから、なおさら大変なんですよね。
妊娠中の食事は、いつ頃から赤ちゃんに影響が出てきて、いつ頃から気を付ければ良いのか気になっている方は、以下の記事も参考にしてみてください。
何かしら食べないと、お腹の子供によくないのでは?と気になってしまって余計に辛くなってしまう人もいるかもしれません。
しかし、そこで無理をして吐いてしまったり、更に食べ物を受け付けなくなってしまっても問題です。
確かにバランスよく食事ができるのが1番理想ですが、悪阻のひどいときは食べられるものを食べるべき!という意見が多くあります。
そのため、自分にあった食べ方を見つけることが大切ですし、それ以前に無理をしないこと!
辛いときは病院へ相談することを前提に、ご自分にあった食事方法を見つけてみてくださいね。
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