妊娠初期の胃痛と下痢って普通なの?│気になる流産の可能性と原因

妊娠初期に起こるトラブル

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妊娠初期は、比較的いろんなマイナートラブルに見舞われやすい時期でもあります。

悪阻をはじめ、人によっては吐き気だけでなく、頭痛や肌荒れなどにも悩まされる人もいます。

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このようなマイナートラブルの中でも、胃痛と下痢に悩まされる妊婦さんもいます。

胃痛だけなら、「もしかして悪阻かな?」と思えるのですが、お腹も下していると、本当に悪阻?違う病気だったり流産の兆候だったらどうしよう!と心配になりますよね。

 

そこで、妊娠初期胃痛下痢に悩まされている妊婦さんへ、その原因と気になる流産のリスクについて調べてみました。

これを読めば、胃痛と下痢に悩まされている妊婦さんは、納得できると思いますよ!

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妊娠初期に胃痛と下痢が…!その3つの原因とは?

妊娠初期に胃痛と下痢になる原因①:悪阻やホルモンバランスによるもの

妊娠初期は、ホルモンバランスの乱れや悪阻などから胃痛や下痢になることは珍しいことではありません。

そして、その場合は基本的には胃痛や下痢に悩まされても問題ない場合が多いです。

 

妊娠初期には、女性ホルモンが多く分泌され、それが腸や胃に影響が出ることが多いです。

妊娠中期になれば、比較的ホルモンの分泌も落ち着いてくるので、胃痛や下痢な悩まされている妊婦さんも症状が落ち着いてくることが多いです。

妊娠初期に胃痛と下痢になる原因②:便秘

妊娠中は、ホルモンバランスのせいで便秘になりやすい妊婦さんが多いです。

 

そして、便秘が続くと腸内の環境が悪くなり、下痢になることもしばしば。

また便秘が続くと、胃もムカムカしたり痛くなったりしますよね。

 

妊娠初期の胃痛と下痢は、便秘が原因だということもあります。

私もそのタイプで、便秘が治れば胃痛も下痢もなくなったので、コレは便秘が引き起こしている症状なんだな…と思いました。

 

便秘に悩まされている場合は、こちらの記事も読んでみてくださいね!

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妊娠初期に胃痛と下痢になる原因③:食中毒

胃痛と下痢で1番怖いのは食中毒です。

食中毒の菌にはたくさんの種類があり、基本的に胎児に影響がないと考えられているものから、妊娠中に感染すると重大なリスクを引き起こす可能性のあるものまで様々なんです。

 

最も気をつけたいのがリステリア菌です。

妊娠中に感染すると、流産や早産の危険性が高まりますので、妊娠中には注意喚起されているものの一つになります。

リステリア菌に感染すると、下痢や胃痛だけでなく発熱や嘔吐も併発することが多いようですが、個人によっても症状は様々ですので、リステリア菌に感染したかも…と心当たりのある方は、早めに医療機関に相談しなければなりません。

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妊娠初期に胃痛と下痢になった場合考えられる3つのリスクとは?

胃痛と下痢を妊娠中に経験すると、お腹の赤ちゃんに何か異変があったサインなのでは?と心配になりますよね。

そこで、妊娠初期に胃痛と下痢になってしまったときに、考えられるリスクについてまとめてみました。

妊娠初期に胃痛と下痢になった時のリスク①:リステリア菌の感染

先程も書いた通り、リステリア菌に感染していると、腹痛や下痢を起こします。

もちろんそれだけではなく、発熱や嘔吐をすることも多いので、異変に気がつく妊婦さんがほとんどだと思います。

 

リステリア菌に感染したから必ず大事に異常が発生するというわけではありませんが、流産や早産の危険性が高くなります。

また、赤ちゃんに髄膜炎や敗血症などの重篤な病気を発症する可能性もあります。

 

妊婦さんというのは、通常よりもリステリア菌に20倍感染しやすいと言われています!

リステリア菌の感染を防ぐには、加熱処理のされていないナチュラルチーズや、生ハム、肉や魚のパテなどを食べないように注意してください。

基本的に、リステリア菌は加熱処理することで感染を防ぐことができますので、妊娠中に口にするものは、なるべく加熱処理したものにするよう心がけましょう!

妊娠初期に胃痛と下痢になった時のリスク②:切迫流産・切迫早産

下痢をすると腹圧がかかるので、流産しやすいのでは?と心配になる人もいるかもしれませんが、そうではないので安心してください。

 

ただし、問題は腹痛や出血を伴う場合です。

胃痛といっても、お腹の張りを感じたり出血がみられる場合は、切迫流産や切迫早産の可能性もあります。

 

現在では、切迫と診断されても医師の指導のもと、薬を飲んだり点滴を打ったりすることで、妊娠を継続できることが多いのですが、大切なのは早くその処置をすることです!

下痢や胃痛以外にもおかしな症状があるようでしたら、早く病院を受診してくださいね。

妊娠初期に胃痛と下痢になった時のリスク③:妊娠とは関係のない病気

妊娠したことでなる病気ではなく、妊娠とは関係のない病気を引き起こしている可能性もあります。

例えば、十二指腸潰瘍や虫垂炎などは、胃痛や下痢を伴うことがあります。

妊娠中でも処置ができる病気もありますので、下痢がずっと治らなかったり、我慢できないほどの胃痛が続くようでしたら、医師に相談することをおすすめします!

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妊娠初期に胃痛と下痢になってしまった時はどうすれば良い?

基本的に、妊娠初期に胃痛や下痢を起こしても、ホルモンバランスの影響ということが多く、比較的問題がないことがほとんどです。

妊娠週数が進んでいくと、症状も落ち着いてくるひとが多いのではないかと思います。

 

しかし、一番危険なのは、安易な自己判断です。

妊婦検診までまだ日にちがあるから…

仕事が休みにくいから、少し我慢してみよう…

などと、安易な自己判断をすることで病気が隠れている可能性もありますので、まず気になることは医師に相談しましょう。

 

それに、胃痛と下痢がなかなか治らない場合や、それ以外にもおかしな症状が出ている場合(嘔吐や出血など)は、明らかにおかしいので早めに病院に相談してくださいね!

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妊婦が妊娠初期に胃痛と下痢になる まとめ

妊娠中のトラブルというのは、赤ちゃんに影響がないかとっても心配になりますよね。

その心配が妊婦さんにとってはストレスになることもあります。

 

ストレスを抱えて心配しながら妊婦生活を送るより、病院などで専門家に相談したほうがスッキリします。

そのため、不安なことがあるときは妊婦検診の日にちを待たずに相談してみてはどうでしょうか。

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妊娠初期のころって、妊婦検診が4週に1回のペースで、あの期間って本当長く感じるし心配になるんですよね〜。

私も一人目の妊娠の時は、不安で妊婦検診を待たずに受診したことがありました。

その結果、切迫早産と診断され自宅安静の指示をされたこともありましたので、あの時迷ったけど相談してよかった〜!という経験があります。

そのため、やはり安易な自己判断は避けて、心配なことがあれば産婦人科に相談してみてくださいね!

妊婦さんの葉酸不足で赤ちゃんの先天性異常のリスクが上がる!
神経管閉鎖障害という赤ちゃんの先天性の病気をご存知ですか?
二分脊椎、無脳症などと呼ばれる妊娠初期に発覚する先天性の恐ろしい病気です。もし自分の赤ちゃんがそうだったら・・・と思うと不安で夜も眠れませんよね。

実は、私もつわりが酷くてまともに食事が取れていなかったので、その心配がありました。

お医者さんからは「できれば妊娠初期に1日400㎍の葉酸を元気な赤ちゃんを生むためにもとってほしい」と言われていましたが、ネットで調べるとそれだけの葉酸を取ろうと思えば 1日に「ブロッコリー8房」「ほうれん草6株」など、現実的にはかなり難しい量・・・。

そんなときにお医者さんから提案があったのが“葉酸サプリ”でした。
葉酸サプリをきちんと摂取すれば、そんな赤ちゃんの先天性リスクもググッと下げることができて、しかも母体の体調改善も期待できるとのこと。

実際に、葉酸を摂取することで神経管閉鎖障害の約70%の予防効果があるというデータも出ているんですよ!

千円ちょっとで生まれてくる赤ちゃんの先天性リスクを少しでも減らせるなら、安いものですよね。

結局いろいろ試した結果、貧血気味な私には鉄分やカルシウムも豊富に入っている「ベルタ葉酸サプリ」が合っていました。

「栄養は食事だけでバッチリ摂れている!」という妊婦さんには必要ありませんが、私のようにつわりが酷くて食事がロクに喉を通らない方や、葉酸不足が心配な方は、自分のためにも赤ちゃんのためにも葉酸サプリは必要ですよ。

私が飲んでるのはコレ↓

妊娠初期に起こるトラブル
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