つわりは、割と妊娠初期に現れやすいと言われています。
しかし、中には妊娠後期につわりの症状が現れる人もいて、その症状の重さはかなり個人差があるんですよね。
食べられないくらい辛い吐き気があるつわりだったり、空腹時が辛く食べたら少しは楽になる食べづわりなどもあります。
その中でも、特に辛い症状なのが吐き気がおさまらない悪阻ではないでしょうか。
私も経験したから分かるのですが、常に胃がもたれているような感じで胃が痛くて、食べても吐き気をもよおすだけで、全く気分が良くならないんですよね。
そんな、吐き気のある悪阻で悩んでいる妊婦さんへ!
辛い悪阻の吐き気を軽減させられる方法をいくつかご紹介したいと思います。
実際、吐き気が辛かった私も試してみた方法になりますので、是非試してみてくださいね。
悪阻の原因から吐き気を軽減させる方法はないの?
つわりは、50%以上の妊婦さんが経験すると言われています。
悪阻は、割と妊娠初期に起こりやすいため、妊娠が発覚して喜んでいるのもつかの間、つわりに苦しめられるんですよね‥。
その悪阻の原因が分かれば、辛い悪阻を解消できるのでは?!と思いませんか?
では、なぜ悪阻は起こるのでしょうか?
実は、その原因というのはまだ解明されていないんです。
多くは、急激なホルモンバランスの変化や妊娠時に分泌されるhCGという物質がつわりを引き起こしているのではないか、とも言われています。
なので、悪阻の原因が分からないため、根本的な解決が出来ないというのが現状です。
また、その悪阻の症状も人によって様々なため、なかなか解消されないんですよね。
でも、こんな辛い吐き気は一体いつまで続くんだろう…と嫌になりますよね。
本当はぎりぎりまで仕事を続けるつもりだったのに、悪阻がひどすぎて、仕事を退職せざるを得ない人もいると思います。
そんな悪阻の吐き気を少しでも改善できる方法はないのでしょうか?
私自身も二人目の妊娠時は悪阻がひどくて生活が困難になるほどでした。
そんな吐きづわりを経験した私が、実際に試してみて悪阻の症状が軽減したな、と思った方法をいくつかご紹介しますね!
悪阻の吐き気を軽減させる方法5選!
とにかくこの吐き気だけでもおさまってくれれば…!!
と、切実に願う妊婦さんって、多いのではないか?と思います。
吐き気だけでもおさまってくれれば、少し頑張れる気がしますよね。
そこで、私が実際に試してみて効果があった方法をまとめました。
悪阻の吐き気を軽減させる方法①:香りの強いものを部屋からなくす
常に胃はムカムカしていましたが、私の場合、吐き気をもよおすタイミングには波がありました。
「気持ち悪い!吐きそう!!」
とピークを迎えるタイミングは、考えてみると匂いが原因でした。
今まで使っていた柔軟剤が苦痛になったり、好きだった食べ物が気持ち悪くなったり。
とにかく、強い匂いを嗅ぐと気持ち悪くなり、吐き気をもよおしていました。
そのため、家の中から匂いの強いものを取っ払う作戦に出ました!!
柔軟剤は使わず、洗剤も無香料のものにして、料理も匂いの強いものは避けるようにして、旦那さんにもその辺は理解してもらいました。
どうしても味が濃いものが食べたい日は外食してもらったり、作れない日はお弁当などで我慢してもらったり。
とにかく家の中から、匂いの強いものを取っ払うことで、少し吐き気をもよおすタイミングが軽減しましたよ。
悪阻の吐き気を軽減させる方法②:アイスや炭酸水などさっぱりしたものを試してみる
アイスも、ガリガリ君などの割とサッパリしているアイスは、美味しく食べることができました。
悪阻のときになかなか食べられなくても、とにかく水分を取ることが大切です。
人間は、食べられなくても数日間生きることができますが、水分を取れないと2日も生きられないと言われているくらい、水分は大切なんです。
なので、食べ物があまり喉を通らないときでも、アイスや炭酸水など何か水分になるもので、食べれられるものを見つけることが大切です。
なんとなく受け付けない気がしていても、口にしたら意外と食べられる!というものもあると思います。
私も悪阻がひどい時期は冬でしたし、もともとアイスなどはさほど好きではなかったので全く食べる気はなかったのですが、差し入れでもらったアイスを食べてみたらハマってしまって、悪阻のときは口にする機会が多かったです。
糖分が多いのはあまり取りすぎてはいけないと言われますが、悪阻のときで何も食べられないような状態のときは、産婦人科でも食べられるものを食べるよう指導されました。
体重や血圧、尿検査などの結果にもよりますが、なるべくサッパリしているものを試しに口にしてみたら、意外と食べられる、ということもあると思いますので、まずは何でもいいので食べられる物を見つけることが大切です。
お腹の中の赤ちゃんは、お母さんが摂取した栄養をもらって成長しています。
そのため悪阻のときに食べられないと心配になりますよね。
以下の記事は、実際に私が悪阻のときに美味しく食べられるように工夫していた方法になりますので、悪阻で食べられないと悩んでいる人は是非参考にしてみてください。

悪阻の吐き気を軽減させる方法③:歯磨きをする
一時的な方法ではありますが、歯磨きは結構サッパリして吐き気が楽になった気がしました。
本当に一時的に軽減されるものなので、またしばらくすると気持ち悪くなる日もありましたが、即効性はあります。
とにかく吐き気をすぐにどうにかしたい!というときは良かったですよ。
悪阻の吐き気を軽減させる方法④:ビタミンB6をとる
ビタミンB6は、胃のむかつきを改善する作用が入っているので、悪阻の症状を軽減させる効果があると言われています。
ただ、即効性があるわけではないので、なるべく多くとるように食べつづけることで、少しずつ改善される要素があります。
ちなみに、ビタミンB6が含まれている食材は、
- カツオ
- サンマ
- レバー
- バナナ
- 赤ピーマン
などです。
日頃の食事に取り入れるようにすると、効果が期待できそうですね。
以下の記事に、妊娠中や悪阻中で、食事を作るのが面倒な人でも、簡単に作れる栄養満点のレシピをまとめてみました!

また、レバーなんかは貧血にも効果があるので、悪阻と同時に貧血を改善したい!と考えている人は、以下も参考にしてみてくださいね。

悪阻の吐き気を軽減させる方法⑤:夜は早めに寝てしまう
気持ち悪いときはなかなか寝付きも悪いものですが、眠ってしまえば悪阻が気にならなかったです。
たまに、夜中に目が覚めたときは、気分が悪くトイレに駆け込んだ日もありましたが、眠っている間の数時間は、吐き気と戦わずに済みました。
体調の優れないときは、無理は禁物です。
なるべく横になるなどして休むこともひとつの手ですよ!
悪阻の吐き気を軽減させる方法でも効果が出ず辛いときに注意したいこと
つわりがひどいと、水も飲めない状態になる人がいます。
なるべく水分は取っていきたいですが、吐いてしまうなど重症化してしまうと、それも辛くなります。
その場合は、病院で点滴などをしてもらう必要がありますので、妊婦検診の日を待たずに医者に相談することが大切です。
脱水症状になってしまったり、栄養不足になってしまうと、問題は悪阻だけではなくなってしまいます。
また、私の知り合いの中には、とにかく悪阻がひどく、仕事もできなくなり退職して、水も飲めなくなり最終的に入院することになったのですが、入院した途端、症状が改善したという人がいました。
毎日先生のそばにいられる安心感からなのか、入院して2日ほどで特に薬を服用したわけではなく、水分がとれないため点滴をしていただけのようですが、楽になったとのことでした。
そういった精神的な問題もあるかもしれないので、悪阻がひどくて辛いときは、あまり無理はせず病院にも相談してみてください。
まとめ
悪阻がひどいときは、終わりが見えないため、精神的にも辛くなります。
これは、つわりを経験した人にしかわからないため、身近にいる家族にもなかなか理解されなくて辛いという場合もあるかもしれません。
中には出産間際まで辛いという重症な妊婦さんもいるかもしれませんが、一生続くわけではないという意味でも、前向きに頑張りましょう!
なんとか辛い毎日を打破できるように、いろいろと試してみたいですが、今回ご紹介した方法は、実際につわりに悩まされた私自身が試してみた方法なので、是非参考にしてみてください。
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