妊娠初期にだるいと感じたり、何をするにも無気力だったりすることはありませんか?
「あ~本当は掃除しなきゃいけないんだけど・・・」
「ごはんもそろそろ作らなきゃいけないんだけど・・・」
「2日くらい前から銀行に行かなきゃと思っているんだけど・・・」
なんて思いながらも、なかなか体を動かすことができず、無気力でダラダラしてしまうことって、妊娠を経験した人ならあるんじゃないでしょうか。
でも、これが毎日続くと、自分でも嫌になってきますし、やらなきゃいけないことが溜まってあとから大変な目に合うのも困りますよね。
このだるさや無気力さは、一体いつまで続くものなのでしょうか?
まさか自分だけ?!
なんて思っている妊婦さんに、妊娠初期にだるい・無気力だと感じてしまう原因と、これがいつまで続くものなのか、調べてみました。
今のこのダラダラしている自分が心配になる人は、是非チェックしてみてくださいね!
妊娠初期にだるい・無気力だと感じてしまう3つの原因
妊娠初期にだるいと感じてしまい、何をするにも無気力になってしまう状態を経験している妊婦さんって結構多いんですよ。
自分だけではありませんので、安心してください!
なぜ、妊娠初期にそのような状態になってしまうのかを見ていきましょう!
妊娠初期にだるい・無気力だと感じる原因①:悪阻
妊娠初期に、今までとはちがって体調も悪くなり思うように動けなくなる原因で最も多いのが悪阻ではないでしょうか。
悪阻の症状には個人差がありますが、吐き気をもよおしたり、胃がむかむかしたりして、症状が悪化すると、一日中横になっていないとめまいがして仕方ないという人もいます。
私も2人目の妊娠のときには、悪阻を経験したのでわかるのですが、本当に何をしていても体調不良が治らず、特効薬もないので、とにかく身体を休めること以外方法がないんですよね。
その悪阻の症状が結果的に、だるい・無気力につながっているということもあります。
悪阻の症状を軽減させる方法がいくつかあります!実際に私も試してみて効果のあった方法になりますので、是非試してみてください。

妊娠初期にだるい・無気力だと感じる原因②:ホルモンバランスの変化
妊娠をすると女性ホルモンのが分泌され、高温期が続きます。
そのため基本的に常に体温が高く、軽いカゼのような症状を引き起こす人もいます。
熱っぽい、だるい、などといった風邪の症状が、日々の無気力さにつながっていることもあります。
しかし、こればかりは妊娠の初期症状のひとつで、熱を下げるわけにもいきません。
それが厄介なのですが、妊娠の初期のころはまだ身体が慣れていないということもあり、余計にだるさを感じるかもしれませんね。
妊娠初期にだるい・無気力だと感じる原因③:上記以外の妊娠初期症状
妊娠の初期症状にはつわりやホルモンバランスの変化などがあげられますが、それ以外にも「眠気」「頭痛」「イライラ」なども妊婦さんが良く感じる初期症状のひとつです。
妊娠をしたときの生理現象にもなりますので、これらのどれか一つくらいは少なくとも経験する妊婦さんが多いはずです。
その症状が重なり、しかも毎日続くとしんどいですよね。
妊娠中の頭痛については薬などを処方してもらって緩和させることもできますので、気になる方は以下の記事も読んでみてくださいね!

妊娠初期にだるい・無気力だと感じるのはいつまで続くの?
悪阻の症状が多くでる妊娠初期(妊娠1ヶ月~4ヶ月)頃は、特にだるさを感じる妊婦さんが多いのではないでしょうか。
私もそうでしたが、悪阻の症状が治まってきたら、自然と体を動かせるようになりました。
もちろん、妊娠中期になっても悪阻の症状が治まらない!という妊婦さんもいますので、かなり個人差があるとは思いますが、悪阻の症状が落ち着いてきたころに、倦怠感というのもある程度緩和されるのではないかと思います。
ただ、悪阻の症状が落ち着いてきても、妊娠週数が進むにつれてお腹が大きくなるので、そのせいでテキパキ動けなかったり、疲れやすくなったりすることはあると思います。
中には出産間近までだるさが続いていたなんて言う人もいますので、そんなときはお腹の赤ちゃんが「ママ、ゆっくり休んでね」と言っているサインだと思って体を休めるのも一つの方法かもしれませんね。
妊娠初期にだるい・無気力と感じた妊婦さんの体験談
妊娠初期にだるくて何もできなかった経験のある妊婦さんの体験談をまとめてみました。
意外と自分だけではないんですよ~!!
妊娠がわかってから仕事をしていましたが、朝がどうしても起きられなくてお弁当も作れないし、化粧をするのもとても面倒で、毎日休みたいと思ってました。
実際に休んだ日もありました。
家に帰ってきてからも、何もする気にならずとにかく横になりたいばかりでした。
今までの自分からは想像もできなかったので、自己嫌悪になり精神的にも気分が落ちていました。(出産当時年齢 30代 )
悪阻がひどくて、食事がほとんど取れませんでした。
そのせいか、日中もぼーっとしていますし、油断すると吐き気が襲ってくるといった状態が毎日続いていたので、下手に行動したくありませんでしたし、辛くて泣いていた日もありました。
しかし、その悪阻が落ち着いてきたら自然と体調も戻ってきたので、妊娠初期のころの無気力感からは解放されました。それがだいたい妊娠15週くらいでした。(出産当時年齢 31歳)
妊娠してから、何をするにもすぐに疲れてしまっていました。
ゴミを出しにいっては休憩。トイレにいっては休憩。お風呂に入っては休憩。ごはんを食べては休憩。といった具合に、何をするにも休憩を入れないと行動できないため、1日にできることというのがカナリ少なかったです。
結局妊娠8か月くらいになって、いろいろと出産準備をしなきゃと思っても、なかなかできずかなり間際でギリギリ間に合ったという感じでした。(出産当時年齢 25歳)
日中は気持ちが紛れているからか、意外と元気でしたが、夕方になるにつれてどんどんだるくなってきて、ひどい日は旦那が帰ってくるまで少し寝ようと思って眠ってしまって、気が付いたら朝だったということもありました。
旦那も気を遣って起こさずにいてくれたみたいでしたが、洗濯もご飯の用意も何もしていなかったので、さすがに起こしてほしかった…。(出産当時年齢 30歳)
妊娠初期にだるいし無気力で何もする気にならない時の対処法
今まで見てきたとおり、妊娠初期にだるくて無気力になってしまうのは、生理現象の一つで仕方がないということもあります。
自然におさまることがほとんどですし、出産してからは赤ちゃんのお世話でそれどころではありませんので、言い方を変えれば、ダラダラできるのは妊娠中の今のうちだけです!
妊娠中はとにかく無理はしない方がいいですし、ストレスもためない方が良いです。
そのためにも、だるくて無気力だからといって自己嫌悪にならず、発想を転換して「今しか休むことができない!」と割り切って体を休めるのも1つだと思います。
また、ちょっと体調が悪く何もできない時は、まわりにお願いすることも必要です。
全て一人でこなそうと思い、無理をしてしまうと切迫流産や切迫早産と診断されてしまうことだって十分にあり得ます。
仕事をしていて、なかなかダラダラできない妊婦さんもいるかもしれませんが、休めるときはちゃんと休む、後回しにできることは後回しにしたっていいじゃない!という考えも大切だと思いますよ。
ちなみに、私は1人目の出産のときに、弱音を吐いてはダメだ!と何の使命感にかられたのか分かりませんが、一人でかなり無理をしてました。
だるいと感じた日もありましたが、体にムチを打って行動していました。
もちろん悪阻の症状がなかったというのも大きかったですが。
妊娠中にもかかわらず、重たい灯油のポリタンクを持ち上げたり、雪かきをしたり、タイヤの交換をしたり・・・(苦笑)
それに加えて仕事もしていましたし、旦那の家族と同居していますから、家族分の食事や買い物、洗濯などもこなしていました。
そして、その結果妊娠34週で切迫早産と診断され、出産までの約1ヶ月間入院するはめに…。
そこで後悔するはめになったので、二人目の妊娠のときはかなり家族に甘えていました。
夜も早めに眠るようにしていましたし、上の子がいるのである程度は仕方ありませんが、極力無駄に動かないようにしていました。
だるいときはだるい!眠いときは眠い!と割り切って休むようにしていました。
そのおかげもあって、2人目の妊娠のときは切迫早産などと診断されることもなく、妊婦生活を送ることが出来ましたので、やはり体を休めることって大事なんだな、と改めて思いました!
妊婦が妊娠初期にだるい・無気力だと感じることのまとめ
妊娠初期は誰でも無気力になりやすいんです。
自分だけが…?
妊婦だからって甘えているように見られる…?
なんて心配はしないでください!
だるくて無気力になってしまうのは、妊娠初期には仕方なのないことです。
時間がたてば落ち着いてくることがほとんどですので、しっかり休養をとって一緒に乗り切りましょうね!
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