妊娠中期になったら栄養を取らないと母子共にリスクが高まる?!

妊娠中に気になる栄養

妊娠中にお腹の中の赤ちゃんのリスクを減らすためには、「葉酸」という栄養が必要なのをご存知ですか?

葉酸を正しい時期に、効率よく摂取することで、赤ちゃんにとってもママにとってもメリットが多いんですよ!

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妊娠中期というのは、妊娠14週〜27週のことを言います。

この頃になると、悪阻が落ち着いてくる人も多いですし、俗に言う『安定期』と呼ばれる時期にもなりますので、妊婦さんの精神的にも落ち着いてくるのではないでしょうか。

早い人であれば中期の前半で胎動を感じる人もいたり、お腹が目立ってくる人もいて、いよいよ妊婦さんらしくなる時期でもあります。

 

実は、私自身この記事を書いている今、ちょうど妊娠16週で、妊娠5ヶ月に入りました。

そんな妊娠中期に入った私自身、気になっているのが栄養管理。

 

お腹も目立ってきたということは、お腹の赤ちゃんも大きくなってきている、ということ。

では、妊娠初期のときとは取らなければならない栄養は違うのでは?と思いますよね。

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実は、初期流産の可能性が少なくなる妊娠中期ですが、安心してはいけないんです!

初期のころに比べて、どんどん赤ちゃんに栄養が必要になってくる大切な時期でもあるのです。

 

そのため、実際私も経験して指導を受けた、妊娠中期に必要になる栄養と、起こりうるリスクについてまとめてみました。

この記事を読めば、妊娠中期に母子共にリスクが減らせる栄養素を知ることができますので、必見ですよ〜!

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妊娠中期に栄養不足になると考えられるリスク

万が一、妊娠中期に栄養が不足してしまうと、具体的にどんなリスクが考えられるのでしょうか?

妊娠中期の栄養不足によるリスク①:貧血

妊娠中期になると、初期のころよりもさらに血液量が必要になってきます。

妊娠したら、出産後も授乳期までは普段よりも貧血になりやすいので、妊娠中期から産後まで、貧血には気を配りたいですね。

 

妊娠中期頃から貧血になってしまうと、以下のリスクが起こりうる心配が出てきます。

  • 慢性的な貧血が続くと、胎児の発育不全に繋がる可能性がある。
  • 早産になってしまう危険性がある。
  • 貧血で倒れてしまったらお腹を強打してしまうかもしれない。

 

貧血にならないためにも、栄養素の中でも貧血に効果がある『鉄分』が不足しないよう心がけることが大切です。

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そして、鉄分が多く含まれている食材をただ単に食べているだけでは、なかなか体内には吸収されません。

タンパク質やビタミンCと一緒に摂取することで、吸収を助けてくれるので、貧血を防止するためには、なんでもバランス良く食べることがとっても大切になります。

 

妊娠中期の栄養不足によるリスク②:体重減少

妊娠中期ぐらいになると、悪阻も落ち着いてきて、食欲が増える妊婦さんも多いと思います。

それと同時に、体重が増加しやすい時期でもあります。

産後に体型が戻らないことが嫌で、なるべく体重を増やさないでおこうと、栄養のことをあまり気にせず食事制限していると、確かに体重は増えないかもしれませんが、以下のようなリスクが起こりうる可能性があります。

  • 赤ちゃんの発育不全に繋がる可能性がある。
  • 母親が出産時に難産になる可能性がある。
  • 早産の危険性も出てくる。

 

例えば、悪阻が重症化してしまったり、何か他の病気などでどうしても体重が増えなかった場合などは、仕方ありませんが、不必要に体重を増やさないよう食事制限をするのは控えた方が良さそうです。

 

直接体重と関係があったかはハッキリと言えませんが、友人で体重が増えるのが嫌で、食事制限をしてあまり栄養のことなど気にしていなかった人がいました。

その友人は、臨月にも関わらず、妊娠してないときから5キロしか体重が増えておらず、妊婦さんにしてはとっても小柄でお腹も小さい印象でした。

子供は無事出産できましたが、その出産が超難産で、40時間近くかかって一大事だったそうです。

とっても華奢な妊婦さんだったので、そういったことも原因のひとつなのかな、と個人的に思った覚えがあります。

 

私ももともと痩せ気味の体質なのですが、妊娠中は産婦人科の先生に、

『少しふくよかな妊婦さんのほうが、安産の傾向があるから、無理なダイエットなんかはしないでね』

と言われていました。

 

そのため、やはり過度に食事制限するのは避けたほうが良さそうですね。

妊娠中期の栄養不足によるリスク③:体重増加

体重制限もリスクがありますが、逆に体重が増加しすぎてもリスクが出てきます。

妊娠中期になると、食欲が増してきたり、安定期ということで精神的にも楽になったりすることで、初期のころよりも食べられるようになる妊婦さんが多いです。

また、妊娠中は塩分の高い食べ物が何故か食べたくなる傾向にあります。

 

そのため、栄養バランスのことを考えずに、食べたいものを食べたいだけ食べすぎてしまい、体重が増えてしまいやすい時期でもあります。

妊娠中に体重が増えすぎると以下野ようなリスクが起こりうる危険性があります。

  • 妊娠高血圧症候群になってしまう危険性がある。
  • 妊娠糖尿病になってしまう危険性がある。

妊娠糖尿病は、難産のリスクをあげてしまうのと同時に、赤ちゃんが低血糖になってしまう危険性があります。

それよりも更に恐ろしいのが妊娠高血圧症候群です。

昔は、妊娠中毒症と言われていた病気で、現在も年間約60人ほどの妊婦さんが亡くなっているというデータがあるそうですが、その原因の多くは、妊娠高血圧症候群だそうです。

それは、最悪のケースですが赤ちゃんにとってもリスクの高い病気です。

体重増加に加えて、高血圧なのも原因のひとつですので、妊娠中の栄養バランスについては、常に考えていかなくてはいけません。

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妊娠中期に気をつけて取りたい栄養とは?

では、様々なリスクを避けるために、妊娠中期に特に気を付けて取りたい栄養とはどんなものなのでしょうか?

葉酸

葉酸は、妊娠初期のころからずっと、妊婦さんにとっては必要栄養素のひとつでもあります。

赤ちゃんの先天性障害のリスクを減らす効果が期待できますので、積極的に取りたい栄養素ですよね!

鉄分

先程も書きましたが、妊娠中期になると貧血のリスクが高まりますので、初期のころに比べて、多く必要になります。

もちろん食事を見直すことも大切ですが、食事だけで補えない場合は、サプリメントなどを上手に使うのも一つの手ですよね!

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カルシウムは、赤ちゃんの歯や骨を作っていく上で大切な栄養素になります。

また、妊娠高血圧症候群野予防にも効果が期待できる栄養でもあります。

妊娠中期になってくるとカルシウム不足になりがちなので、積極的に取っていきたい栄養素です。

食物繊維・ビタミンC

食物繊維やビタミンCも妊娠中期にはきちんと取りたい栄養素であります。

妊娠中期は、便秘に悩まされる妊婦さんも少なくないはず。

食物繊維は、便通をよくしてくれますので、便秘に悩んでいる人はきちんと取るようにしてください。

 

また、ビタミンCは、カルシウムの吸収を助けてくれたり、免疫を高めてくれる効果があるので風邪をひきにくくしてくれます。

妊娠中は、風邪をひいてもむやみに薬が飲めないので、予防に心がけたいですよね!

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まとめ

妊娠中期になると、安定期ということもあり、ついつい食生活についても油断してしまいがちです。

しかし、実は1番栄養が必要な時期でもあり、逆を言えば1番栄養が不足しがちになる時期でもあります。

 

妊娠中期になると高カロリー・高塩分の食事をしないよう気を付ける必要があるので、そんなときは和食がおすすめです!

洋食よりも低カロリーな和食は、妊婦さんにとってもおすすめなので、食事のメニューに悩んでいる人は、和食を中心にバランス良く食事するよう心がけてみてください。

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また、作るときはなるべく薄味になるよう気を配ることで、塩分を抑えることができますよ。

妊娠中期になっても栄養に気を使って、妊婦生活を乗り切りましょう!

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実は、私もつわりが酷くてまともに食事が取れていなかったので、その心配がありました。

お医者さんからは「できれば妊娠初期に1日400㎍の葉酸を元気な赤ちゃんを生むためにもとってほしい」と言われていましたが、ネットで調べるとそれだけの葉酸を取ろうと思えば 1日に「ブロッコリー8房」「ほうれん草6株」など、現実的にはかなり難しい量・・・。

そんなときにお医者さんから提案があったのが“葉酸サプリ”でした。
葉酸サプリをきちんと摂取すれば、そんな赤ちゃんの先天性リスクもググッと下げることができて、しかも母体の体調改善も期待できるとのこと。

実際に、葉酸を摂取することで神経管閉鎖障害の約70%の予防効果があるというデータも出ているんですよ!

千円ちょっとで生まれてくる赤ちゃんの先天性リスクを少しでも減らせるなら、安いものですよね。

結局いろいろ試した結果、貧血気味な私には鉄分やカルシウムも豊富に入っている「ベルタ葉酸サプリ」が合っていました。

「栄養は食事だけでバッチリ摂れている!」という妊婦さんには必要ありませんが、私のようにつわりが酷くて食事がロクに喉を通らない方や、葉酸不足が心配な方は、自分のためにも赤ちゃんのためにも葉酸サプリは必要ですよ。

私が飲んでるのはコレ↓

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