スイカって夏になると美味しい食べ物のひとつですよね。
特に冷やして食べると、水分も多くて暑い時期にはついつい食べすぎてしまったり。
そんなスイカですが、実は妊婦さんにとってメリットも多いということをご存知でしたか?
妊婦さんにとって良いことをもたらしてくれる食べ物は、たくさんありますが、今回はその中でもスイカに注目したいと思います!
妊娠中に、悪阻などでなかなか思うように食事ができなかったりする方などは、スイカをついつい食べすぎてしまうかもしれません。
そこで、そんな妊婦さんのために、スイカの栄養やメリットをこの記事を読めば分かるようにまとめてみました!
妊婦さんにとってスイカの栄養は良いの?
スイカって、水分が多くて風邪のときなんか食べる人もいるかもしれませんが、そもそもスイカに含まれている栄養分を知らない人も多いはず。
妊婦さんにとってどんな良い栄養が含まれているのでしょうか?
ビタミンC
ビタミンCはお肌にいいイメージがありますが、効果はそれだけではなくて免疫が高まりますので、風邪を引きにくくなります。
また、妊婦さんは貧血になりやすいので、鉄分の摂取が必要ですが、その鉄分の吸収を良くしてくれるのがビタミンCなんです。

ですので、ビタミンCは、その他の栄養と合わせて取っていきたい栄養でもあるんです。
カリウム
カリウムは体内の余分な塩分を体外に排出する働きがあるので、むくみに悩まされている方にとっては大切な栄養になります。
また、むくみは妊娠の後期あたりになると多くの妊婦さんが悩まされる症状の1つでもあります。

早い段階から摂取しておくのが理想ですね。
リコピン
リコピンと言えば、トマトを連想させる人が多いかもしれませんが、実はスイカにはトマトの1.5倍ものリコピンが含まれているんです!
リコピンは、有害な活性酸素の働きを抑える、抗酸化作用があるのと同時に、インスリンの働きを正常化し、血糖値があがるのを防いでくれると言われています。
シトルリン
シトルリンとは聞き慣れない栄養素かもしれませんが、血流を改善する効果が期待できる成分と言われています。
そのため、血圧抑制の効果があるので、高血圧を気にしている妊婦さんにとっては嬉しい成分ですよね。
スイカに栄養があるからって妊婦が食べすぎてもいいの?
これまでは、妊婦さんにとってのメリットを見てきました。
ついつい食べすぎてしまうスイカですが、食べ過ぎることによって妊婦さんにデメリットがあることはあるのでしょうか?
悪阻などでスイカばかり食べている妊婦さんなどは心配になりますよね。
スイカにはビタミンAも含まれています。
ビタミンAは妊娠中に過剰摂取しすぎると赤ちゃんに悪影響が出る可能性が出てくるということで、摂取を控えている妊婦さんもいるかもしれません。
しかし、妊婦さんが1日にこれ以上摂取すると過剰摂取になってしまうという上限の値は、2700μgRAEだといいます。
スイカに含まれているビタミンAの量が気になるところですが、
スイカ100g 当たりに含まれているビタミンAの量は、約69μgRAEです。
単純に計算すれば、1日に約1玉ものスイカを食べなければ上限には達しません。
また、妊婦さんはビタミンAの過剰摂取に気を付けるよう言われますが、まったく取らないというのも問題なのです。
妊娠中にビタミンAが不足してしまうと、赤ちゃんの発育不全に繋がってしまう危険が出てきます。
ビタミンAは、あくまでも過剰摂取が問題なだけで、ある程度の摂取は必要なんです。
そのため、スイカを食べることでビタミンAの過剰摂取を気にする方もいるかもしれませんが、ついつい食べすぎてしまった!というレベルでは、問題なさそうですね。
まとめ
水分か多くてさっぱりしているスイカは、とっても食べやすいので、悪阻で悩まされている妊婦さんにとっては、救世主になる人もいると思います。
私は、一人目の妊娠時はさほど悪阻はひどくなかったものの、出産時期が夏だったせいかスイカが無性に食べたくなり、パクパク食べていました。
水分も取れて美味しいんですよね!
妊娠中に夏を迎える方は、是非食べてみてください。
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