つわりとは、平均的に妊娠5週~12週の間にピークを迎えると言われますが、これも個人差があり出産までつわりが続くという人もいます。
つわりがあっても、自分一人であれば辛いときは横になったり、仕事をしている場合は、お休みをもらったりと対処できますが、問題は上の子がいる場合。
3度の食事、遊ばせる、お風呂、着替え、オムツ替え、寝かしつけ…どんなに辛くてもこれをこなさなくてはなりません。
自分の体調が悪いと、思うように動いてくれない上の子にイライラして、申し訳ないと思いながらも八つ当たりしてしまったり、旦那も仕事が忙しくて当てにならない。
自分の実家も旦那の実家も頼れない…なんていうワンオペ育児のママさんもいるはず。
実際に、私がそうでしたが、妊娠してつわりの症状が出てきたときに、上の子がいる場合、イライラしたときは、どうすれば良いのでしょうか?
私が回避してきた体験談も含めてまとめたいと思います!
つわりが辛くて上の子を相手できない
これは、2人目を妊娠してつわりの症状が出始めたママさんの中では、『あるある』なんじゃないかと思います。
上の子が、まだ保育園へ行っていたりすれば日中は手が離れるので楽なのですが、問題は上の子が1~2歳くらいの時。
走り回るし、家の中でずーっと大人しくしていられないし、ときには愚図ったり、泣いて手がつけられなかったり。
また、ママにベッタリでなかなか言うことを聞いてくれなかったり。
本当は、少しでも公園や児童館など遊べる場所へ連れて行ってあげたいけど、体がしんどくてとても外出なんてしたくない。
そこで、一日中お気に入りのアニメを見させたり、動画のお世話になったりして、そんな面倒を見きれない自分に自己嫌悪になったりしますよね。
上の子の相手ができないのが、1日、2日くらいならまだいいのですが、つわりの時期によっては、1~2ヶ月ほどそんな生活が続く可能性もあります。
でも、まわりに日中は頼れる人がいないと困ってしまいますよね。
私も実際、上の子が1歳半で2人目の妊娠が発覚し、つわりに悩まされました。
旦那は仕事の帰りが遅いこともあり、夜も帰ってくるのは、寝かしつけたあとで基本的には頼ることが難しい状況でした。
そんな私があの手この手で行った、つわり時の上の子対策をまとめてみたいと思います!
つわりの時はどうしても上の子にイライラしてしまう
まず、一番は体力的なこともそうですが、精神的にまいってしまいますよね。
寝ても起きてもしんどい悪阻(つわり)ですが、小さい子供に伝えても分かるわけがありませんし、ましてや2歳未満の子供ですと、会話がまともに成り立たないので言って聞かせることができません。
例え会話が成りたったとしても、親の言うことを大人しく聞いてくれる子供なんて少ないですよね。(笑)
これがまたイライラしてしまう原因の一つだと思います。
- ご飯もすぐに食べさせて横になりたいのに、なかなか遊んで食べてくれない。
- お風呂もささっと入って早く寝たいのに、遊びたくてグズってしまい、なかなか入浴できない。
- 夜も寝かしつけに時間がかかってしまい、やっと寝たと思っても夜中に何度も起きたり…。
これが毎日、朝から晩まで続くのですからつわりでしんどいママのイライラはどっかーーーん!!と大爆発なのも無理はありません。
ただ、本音を言えば上の子に悪気はないですし、八つ当たりもしたくないですよね。
一体どう回避すればいいのでしょうか。
つわりが辛いけど、上の子に当たらないためにはどうする?
とにかく上の子に八つ当たりしたくない。
では、どのように対応すれば良いのでしょうか?
怒ってしまったり、イライラしたりする八つ当たりを防ぐための対処方法をいくつかまとめてみました。
言葉を発する前に6秒待つ
この法則ってご存知ですか?
いらっとしたときに、思わず怒りつけてしまいそうになりますが、そこで6秒待つように心がけてみてください。
人間、6秒あれば少し怒りが静まると言われています。
怒りがピークの時に発する言葉と、少し怒りが静まった時では、出てくる言葉も違うはず。
カチンときても、6秒深呼吸するなど間をあけると、いつもよりイライラして八つ当たりしなくても済むことが増えるかもしれません。
是非、心がけてみてくださいね。
一時保育を利用する
多少お金はかかってしまいますが、一時保育を利用するというのはかなり有効な手だと思います。
丸一日でなくても、半日預けることも可能ですし、毎日の食事にイライラしてしまうママさんであれば食事もお願いすることもできます。
一時保育を利用する理由というのは、ママのリフレッシュでも可能なんです。
そのくらい気軽に利用できるシステムですし、ママの負担を軽減する目的に使っても問題ありません。
預けた事がない場合は抵抗があるかもしれませんが、どこも連れて行ってあげられない時なんかは、保育園のほうが遊べますし、子供にとって刺激になる部分もあるかもしれません。
前向きに考えればメリットもたくさんありますので、お世話が辛いときは定期的に利用してもいいかもしれませんね。
辛いときは仕方がないと割り切る気持ちも大切
「こんなに外へ遊びに連れて行くことができてないなんて、ダメな母親だ」
「いつも寝てばかりいて、同じようなDVDを見せ続けてるが、子供にとって悪影響かもしれない」
などと自分を追い込むことだけはやめましょう。
体調が悪いんです。そこで無理をして万が一のことがあっては大変ですし、更に上の子のお世話どころではなくなってしまう可能性だってあります。
妊娠中につわりがひどかったり、体調が優れないのは、赤ちゃんからママにお休みしてね。というサインだと言います。
上の子には申し訳ないですが、長い人生のほんの一時のことなので、「ごめんね」と思いながらも、多少は割り切る気持ちも大切です。
体調が万全になってから、思いっきり遊べば良いのだから、今のうちに少しでも休むことが必要です。
家族にも理解してもらう
普段仕事で家事や育児を手伝ってくれない旦那さんでも、例えば料理を手抜きさせてもらったり、掃除を手伝ってもらったり、休みの日だけ上の子のお世話を手伝ってもらったり、何か少しでも協力してもらうことが大切です。
1番は、家事・育児を手伝ってもらうというよりも、ママが手抜きをしても許してもらうように話した方が良いかもしれませんね。
私の場合も、普段ワンオペ育児で、正直普段の生活で旦那は当てになりませんでしたが、つわりのひどい時期だけは、家事を手抜きすることを許してもらいました。
それも、
「今の時期に無理をしたら、切迫流産などで長期間入院しなきゃいけなくなるかもしれない。そうなると毎日上の子のお世話を何カ月も頼まなきゃいけなくなるから。」
と、半分脅しのようにして、寝ていることを悪いことではないと理解してもらいました。
つわりは、目に見える症状ではないので、理解されにくく、ひどいときなんかはただダラダラ寝てばかりいるように見られてしまうかもしれません。
そんなのはこちらも心外なので、きちんと説明して理解してもらい、気持ちよく休めるようにしましょう。
また、上の子が会話が成り立つ年齢であれば、ママが体調が悪いんだということを説明してあげるのも大切ですね。
まとめ
2人目を妊娠したからといって、1人目のときと症状が全く違って戸惑うことも多いと思います。
特に、つわりとなったらもうこの時期を乗り切って出産するしか逃れる方法がないので、とにかく大事をとって休むことが一番の解決策です。
思うようにいかなくて、イライラしてしまい上の子のお世話がまともにできなくなってしまいますが、とにかく体が優先です。
無理のないよう、つわりが落ち着いてから上の子のケアを心がけていけたらいいですよね。
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