赤ちゃんもだいたい生後半年頃から、徐々に歯が生え始めますよね。
歯の生え方には個人差があるので、1歳頃まで生えてこなくても、あまり心配したことはないみたいですが、中には、1歳頃にすでにたくさん歯が生えている子もいます。
そこで心配になってくるのが虫歯。
1歳以降の検診では、歯の検診があるところが多いと思いますが、そこで「虫歯」または「虫歯予備軍」などと診断されてしまって、ドキ!!っとすることはありませんか?
毎日歯みがきはしているし、甘いものも極力食べさせないようにしてる…。
でも、虫歯になるなんて一体何が悪かったんだろう…。
それ以外に考えられる原因としては、遺伝や大人からうつるということを聞いたことがある。
では、子供の虫歯には遺伝や、大人からの感染など本当にあるのか?というママさんのために、虫歯の原因となるか心配な事柄をまとめてみました。
赤ちゃんの虫歯って遺伝するの?
よく、同じように歯磨きをしていても、虫歯になる人と、ならない人がいるということは、虫歯って遺伝的要素があるのではないか?ということが言われています。
結論から言いますと、虫歯は遺伝しないそうです。
なぜかというと、赤ちゃんのうちは虫歯になる原因である、虫歯菌というものが口の中に存在しないから!
虫歯になりようがないのです。
でも、やっぱり同じように離乳食を食べたり授乳をして歯磨きをしていても、虫歯になる子とならない子がいます。
それは、虫歯が遺伝しているのではなく、歯の質が遺伝しているということは考えられます。
家族であれば、同じようなものを食べたり生活習慣が似ているため、同じように虫歯になったりする可能性があります。
そのため、虫歯は遺伝するということも言われるみたいですが、実際には、虫歯は遺伝しないそうですよ。
赤ちゃんの虫歯は、大人からうつることもある?
これは、1番よく聞く話だと思います。
大人の口の中には、虫歯菌が多くいますので、唾液から感染する可能性があるのです。
これを知っているママさんたちは、口移しをしないようにしたり、チューも口へは控えたりと、気をつけていると思います。
実際に、大人から子供へ虫歯菌が感染するということはあり得る話なんです!
赤ちゃんのときは、口内に虫歯菌というものは存在しません。
それが、親など身近な大人から口移しやチューなどで唾液から感染してしまい、虫歯に繋がってしまうんです。
また、乳歯が虫歯になってしまうことで、将来永久歯に何か影響があるのでは?と心配するママさんもいると思いますが、基本的には乳歯が虫歯になったからといって、永久歯に影響がでるとは言えないそうです。
ただし、神経まで浸食してしまっているような重度な虫歯の場合は、影響が出てしまう可能性がありますが、そこまでひどくなる前にちゃんと処置をしておけば問題ないそうです。
そのため、特に乳歯が生えそろう2歳くらいまでは、なるべく大人の唾液から感染しないよう気を付けることと、大人の口内環境を整えておくことも大事ですよ~!
まとめ
赤ちゃんを虫歯にしてしまった!となるとお母さんは今後の歯のことが心配になってしまったり、虫歯にさせてしまったという自己嫌悪に陥ってしまったりするかもしれません。
でも、生まれ持った歯の質により虫歯になってしまっているのかもしれないですし、必ずしも親の責任ということもありません!
虫歯の予防は、基本的に毎日の歯磨きと、甘いものを控えるなど、日々の生活習慣が大事になってきます。
とにかく虫歯を治療し今後また虫歯にさせない方に力を注ぎましょう!!
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