妊娠中って、お寿司や刺身などの生ものは控えるようにってよく言われますよね。
そんな生で食べられる魚介類の中でも「牡蠣」ってどうなんでしょう?
牡蠣って、旬な時期に食べると本当おいしいですよね~。
魚介類好きにはたまらない牡蠣!私も大好き!!
確かに生の牡蠣は危険な気がするけど、牡蠣フライとかにしたら食べられるんじゃないの?と思いますよね。
でも牡蠣フライにしても、妊娠中に食べる場合は気をつけないと危険なリスクが潜んでいるって知っていましたか?
これを知らないまま食べてしまうと、ちょっと怖いので、牡蠣好きの妊婦さんは是非チェックしておいてくださいね!!
妊婦が牡蠣フライを食べるときに注意しなければいけない理由
牡蠣は生で食べるのも、最高においしいですが、やっぱり生は危険。
食中毒になってしまう危険性が他の魚介類に比べて高いのと、妊娠中は抵抗力が落ちているので、さらに直中毒になりやすいというのもあります。
だから加熱すれば問題ないんじゃない?って思いますよね。
確かに、きちんと加熱処理をすれば食中毒の危険性はなくなるような気がします。
でも、牡蠣フライなど加熱処理をしてもいくつか注意しなければならない理由があるんです!!
妊婦が牡蠣フライを食べるときの注意点1:貝毒
貝毒ってご存知ですか?
牡蠣のような二枚貝が、有毒プランクトンを食べることによって貝自体が毒化してしまい、その毒化した貝を人間が食べることによって、食中毒を引き起こす可能性があります。
この貝毒の厄介なところは、加熱しても死滅しないということ。
基本的に、スーパーなどで売られている牡蠣などはちゃんと貝毒の検査がされていますので、心配する必要はなさそうですが、例えば潮干狩りで採ってきたり、知り合いの漁師さんからもらった、などという場合は、注意してくださいね。
妊婦が牡蠣フライを食べるときの注意点2:加熱具合
牡蠣のような二枚貝にあるノロウィルス食中毒を防ぐためには、「中心部分を85℃~90℃で90秒以上加熱すること」とされています。
そのため、牡蠣フライは180℃前後で揚げるので、基本的にはウィルスは死滅する温度ですが、きちんと中心部分まで加熱することが大切です。
牡蠣フライだけでなく、ソテーや茹で牡蠣など様々な食べ方がありますが、加熱処理が甘いと、やはり食中毒を引き起こしかねないので、万が一食べるのであれば充分に加熱するようにしてください。
ノロウィルスにかかっても、実際赤ちゃんに直接影響はないとされていますが、ママが嘔吐・腹痛・下痢などに見舞われて、とても大変なことになってしまいます。
妊娠中は飲める薬も限られています。
そのため、食中毒もきちんと予防していきたいですよね!!
妊婦が牡蠣フライを食べるメリットはあるけど…?
牡蠣って栄養豊富なんですよね。
鉄分やカルシウム、あと妊婦さんにとってうれしい葉酸も含まれているんです。
そのため、きちんと処理をして信用のあるところで食べる牡蠣に関しては、妊婦さんでも食べて問題ないと思います。
もちろん、妊婦さんにとって注意点はありますが、牡蠣を妊娠中に食べてはいけない!ということはありません!!
ですが、妊娠中に牡蠣を食べて苦い思いをした…という体験談をいくつかご紹介したいと思います。
これを読んで、妊娠中に牡蠣を食べる場合は、かなり気をつけて食べるようにしてくれるキッカケになれば幸いです。
妊婦が牡蠣フライを食べて後悔した体験談!
牡蠣は生だったらNGだけど、加熱処理をすれば問題ないし、妊娠も後期に入っているので、大丈夫だろうという軽い気持ちで食べました。そこまで、食べ過ぎたわけではなかったのですが、数時間後、家族全員嘔吐の症状が。
そこからが最悪でした。
高熱・嘔吐・下痢でまさにノロウィルスに感染したようで、数日苦しみました。
きっと、揚げる際に中心部分まで十分に加熱できてなかったんだろうと思います…。
赤ちゃんに影響はなく無事に出産もできましたが、あの食中毒だけは思い出したくないほどつらかったです…。
妊娠中ということもあり、食中毒にかかってしまうと、薬が飲めなかったり治療がまともに受けられず、自然に治癒していくのを待つしかないという苦悩があります。
栄養満点で、おいしい牡蠣ですが、妊娠中ということもあって、普段より気をつけて食べなければなりませんね…。
妊娠中に牡蠣フライを食べること まとめ
妊娠中は、加熱処理や信用できる場所で牡蠣を食べる分には問題ないと思います。
しかし、個人的にはやはり出産してから食べるのが1番安心かな、という思いもあります。
栄養がたくさん入っていますので、どうしても食べたい妊婦さんは量を控えるなどして、調整しながら食べるのがいいかもしれませんね!!
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