ちまたで風邪やインフルエンザが流行していると、いつか感染するんじゃないかと思ってハラハラしますよね。
そんな時大切になるのが、日々の除菌です。
大人はもちろんですが、小さい子供も外出先ではいろんなものを大人以上に触ったりしてくるので、感染予防のためにも除菌はしてあげたいですよね。
大人の場合は、アルコール除菌を手に吹きかけて対策するのが手っ取り早いですが、このアルコール除菌を赤ちゃんの手に使っても良いのでしょうか?
幼児くらいでも、手を舐めたり、指しゃぶりをする子もいます。
そこで、幼児の手にアルコール除菌を使っても問題ないのか、またアルコール除菌をした手。万が一舐めてしまっても大丈夫なのか、調べてみました!!
幼児の手の消毒方法は?
風邪などのようなウィルスは、手から最も感染しやすいと言われています。
では、その手をどのように消毒すれば良いのでしょうか?
まず、基本的な消毒方法は石鹸で洗い流すということ。
菌やウィルスは目に見えませんから、本当に石鹸だけで除菌できているか心配になるかもしれませんが、実は、ある程度の菌は石鹸で洗い流すことができるんです。
しかし、大事なのは、
- きちんと石鹸で洗うこと。
- 水で洗い流す時間を長めにとること。
- こまめに洗うこと。
になってきます。
一概に手洗いといっても、水でササッと洗うだけでは感染予防できるほど菌を洗い流せません。
また、帰宅時だけでなくトイレのあとや、食事の前など要所要所でこまめに手洗いするのがベストだと言えます。
風邪やインフルエンザのようなウィルスは、アルコールで除菌できると言われています。
ですので、大勢の人が利用する場所で、手すりや買い物かご、壁やドアノブなどを触ったあとは、手にウィルスが付着している可能性があるので、アルコール消毒することが効果的と言えます。
ただし、ノロウィルスやロタウイルスなどはアルコール除菌が効きにくいと言われているので注意が必要です。
ノロウィルスなどが流行っている時期や地域の場合、ノロウィルスやロタウイルスに効果のある除菌スプレーなどで触ったものを消毒しましょう!
幼児の手の消毒にアルコールを使っても良いの?
大人の場合は、アルコール消毒をすればいいのですが、幼児の場合は、同じくアルコール消毒しても問題ないのでしょうか?
アルコールは強いですし、肌への影響も気になりますよね。
アルコール消毒自体は、幼児の手に使うことは問題ないのですが、まれに肌が弱かったり合わなかったりすると荒れる可能性があるので、事前のパッチテストは必要になります。
パッチテストをしても、赤くなったり腫れたりすることがなければ、使用しても問題ないです。
アルコール除菌に使われているアルコールの濃度はかなり高めのものが多いので、すぐに揮発してしまいます。
いつまでも手に付着しているわけではないので、扱いやすいと思います。
ただし、あまりに頻繁に使用していると乾燥を招くことも考えられます。
アルコールによる手荒れを防ぐためにも、気になる方は、保湿を一緒にしてあげると良いかもしれませんね。
幼児がアルコール除菌をした手を指しゃぶりするのは大丈夫?
幼児になっても、まだまだおもちゃを舐めたり指しゃぶりをします。
アルコール除菌をしたのはいいけど、消毒液のついた手を舐めても大丈夫なの?と心配になりますよね。
さきほども書きましたが、アルコール消毒に使われているアルコールの濃度はかなり高めなので、すぐに揮発してしまいます。
そのため、舐めてしまっても揮発してアルコールの成分は飛んでいるので大丈夫なんです。
仮に、揮発する前(アルコール除菌した直後)に舐めてしまったとしても、多少のアルコールになるので人体に大きな影響が出るとは考えにくいです。
ですが、アルコールに関してはまだ体が未発達で分解できる力が弱いため、アルコール消毒をしてから揮発するまでは数秒間ですので、その間舐めさせないようにした方が無難かもしれません。
また、エタノールを使用した消毒用アルコールを幼児に使用しても問題ないのですが、エタノールは刺激が強いため、どうしても心配な場合は、赤ちゃんにも安心して使えるアルコールフリーの除菌スプレーというのも販売されています。
電解水でできた除菌スプレーだったり、100%食品成分で作られているものだったり、万が一赤ちゃんが舐めてしまっても大丈夫な成分になっているものもありますので、チェックしてみてください!
まとめ
インフルエンザなどの感染が拡大していると、いつ自分たちが感染するのか分かりませんので怖いですよね。
菌やウイルスは目に見えませんので、なるべくこまめに手洗いや除菌をしていきましょう!!
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