妊娠が発覚したら、嬉しい反面これから先のことをいろいろ心配しなければなりませんよね。
まず、仕事をしている女性であれば、会社への報告や、今後はどうしようか検討しなければなりません。
そんなとき、
- どのタイミングで報告すればいいんだろう…。
- 会社で嫌な顔はされないだろうか。
- 妊娠中っていろいろと休みをもらわなくてはいけないから迷惑がかからないだろうか。
- 入社して間もないから、ちょっと言いにくい。
- 上の子の育休が明けて間もないから、言いにくい。
などなど、いろんなことが心配になり、なかなか会社へ伝えにくい妊婦さんって多いのではないかと思います。
実際に、私もそのうちの一人でした…。
妊娠が発覚したのはいいけど、入社して1年程度で、やっと仕事を覚えた感じでしたし、妊娠で退職した社員が過去にいなかったため、もちろん産休取得の前例もありませんでした。
産休や育休は取るつもりがなかった(仕事復帰するつもりがなかった)ので、そのへんは良かったのですが、事務員は私1人という、小さい会社だったので、私が休むとなると迷惑がかかることは一目瞭然。
本当に伝えにくかったです。
でも、いつかは伝えなくてはいけません!
そこで、仕事をしている女性で、妊娠が発覚した場合、会社へどんな伝え方で報告をすれば良いのか。
また、どのタイミングで伝えるのがベストなのか。
会社と円満に付き合いながら妊娠生活を送るためのポイントをまとめてみました!
妊娠発覚!仕事上、報告のタイミングは?
仕事をしていると、どのタイミングで報告すれはいいのか迷いますよね。
候補としては、
- 妊娠発覚直後
- 妊娠初期
- 安定期(妊娠中期)
この辺りで迷うかな?と思います。
さすがに妊娠後期まで黙っておいて、出産ギリギリになって報告!なんていうアグレッシブな妊婦さんは、かなり少数派だと思いますので。(笑)
こうやって、候補から考えてみると、それぞれメリットとデメリットがあるんですよね。
妊娠直後や妊娠初期頃に、会社へ伝えておくと、悪阻などの体調不良のときも休みやすいですし、妊婦検診などで仕事を抜けることもしやすいと思います。
その反面、妊娠初期というのは流産なども起こりやすいですから、万が一のことがあった場合は、会社へ報告しなくてはなりません。
万が一の場合は、妊娠報告をしていなければ、みんなから同情の目で見られることもないですし、何事もなかったかのように接してもらう方が、精神的には楽なのでは?と思って、安定期に入ってから報告したがる女性もいます。
ただ、安定期に入ってから報告しようと思うと、だいたい妊娠が発覚してから3ヶ月近くあります。
その間に悪阻が起こりやすい時期でもあったり、妊婦検診へ行かなくてはいけなかったりと、妊娠していることを隠していることで休みにくいというデメリットもあります。
また、会社側としては妊娠していることを知らないので、無理な仕事を任せられることだって考えられます。
はい。そこでトータル的にみてどちらがいいと思いますか?
ぶっちゃけ、私はどちらのデメリットの経験もあります。
と言いますのも、具体的に言うと、
- 妊娠初期に会社へ報告したが、結果流産してしまいそのまま仕事を続けることになった。
- 一人目の出産のときは、過去の経験上、何があるか分からないから安定期に入ってから報告したら、その後すぐ切迫流産となり退職せざるを得なくなって余計迷惑をかけた。
どちらも経験しているんです。
ええ、会社からしたらとても印象に残る女性社員だったでしょう。
すでに、退職して無事二人の子供に恵まれた今となっては、もうあれは仕方がなかった!と諦めもつくのですが、あの時の精神状態は、恥ずかしいやら、悲しいやら、悔しいやら、ごめんなさいやら…こうなんとも言えない気持ちで葛藤していました。
そんな、会社に迷惑をかけてきた私が結果的に思うのは、
やっぱり妊娠発覚後すぐに報告しておくべき!
そりゃ、確かに何があるかわからないというリスクはあります。
そのリスクを考慮して、特定の上司や、仕事を引き継ぐ関係者にだけ報告して、周りの同僚や取引先の人へは安定期に入ってからの報告にすればいいと思います。
そして、妊娠を伝えた会社の人には、とにかく妊娠初期は何があるかわからないから、安定期に入るまでは口外してほしくないことをきちんと伝えるのです。
やはり、妊娠初期って、本当に悪阻などの体調不良に悩まされる妊婦さんも多いですし、無理な仕事はしたくないですよね。大事な時期ですから。
そこを無理するリスクと、妊娠初期に流産など万が一のことがあるリスクを天秤にかけたとき、妊娠初期に無理をしないよう会社に配慮してもらうことのほうが、後々のことを考えても大切だと思います。
正直、妊娠初期に流産をしてしまう、というのはお母さん側に問題があるわけではなく、そのほとんどが赤ちゃんの先天性の問題によるものだと言われています。
そのため、あまり妊娠初期に会社へ報告して、仮に流産してしまったら会社から同情の目で見られたり、仕事をそのまま続けていくのは辛い…と考えている妊婦さんに伝えたいです。
そのような状況は、あり得ることなんです。
実際、妊婦さん全体の約15%が流産する可能性があると言われています。
でも、妊娠初期に体調が悪くても休めなかったり、妊娠していることを知らないために、無理な仕事をさせられることはあり得ないことなんです。
そう考えてると、妊娠発覚してすぐに伝えておいたほうが、妊娠中もストレスなく仕事を続けられると思いますよ。
実際、妊娠初期に伝えても、安定期に入ってから伝えても後悔する羽目になった私が、結果的にメリットが多いと感じているのは、妊娠発覚後すぐ報告するということです。
妊娠後、仕事の上で嫌な顔をされない報告の仕方
妊娠したという報告をすると、会社側から嫌な顔をされないか心配になる人もいると思います。
そうですよね、休む機会も増えてきますし、産休を取るにしろ退職するにしろ、後任の用意をしてもらうか、今の自分の仕事を誰かに担当してもらうなど対処してもらう必要があるのですから。
でも、妊娠って基本的におめでたいことなんです。
前向きに考えてください!
きちんと、会社の人へ失礼のないよう、迷惑をかけることを申し訳ないという気持ちを出来るだけ伝えて、妊娠中でも今の自分に出来ることは精一杯やることで、誠意を伝えてください。
妊娠したから、産休や育休を取れる権利はもちろんあるのですが、権利ばかりを主張していると、やはりいい顔をしない人が出てきて当然だと思います。
休んだり退職することで、少なくとも迷惑をかけるのは間違いないですから、そこはきちんと1言お詫びしておきましょう。
また、仕事の面でも引き継ぎの資料を揃えておいたり、あとから見てもわかりやすいよう、マニュアル化しておくなど、自分がいなくなっても困らないような対処をしてあげるのも親切ですよね。
妊娠中は、本当に何があるか分からないので、私のように妊婦検診へ行ったつもりがそのまま入院になり、そのまま退職することになってしまうケースだって考えられます。
いつ何があっても良いように、早めに準備しておくことが大切です!
妊婦が仕事で報告をすること まとめ
妊娠したのは嬉しいけど、会社へ報告するのって、本当勇気がいりますよね!
報告してしまえば、あとは大丈夫なんですけど、意外と報告するまでがドキドキするもんなんですよね。
妊娠生活は、短いようで長いですから、会社側に協力してもらうためにも、早めの報告をするのがベストだと思いますよ!
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