三菱のエアコン、ズバ暖霧ヶ峰といえば、北海道などの超寒冷地でも暖房として使うことができるエアコン。
普通のエアコンの暖房機能は寒冷地では霜取り運転ばかりしていて機能しません。
なので、正直寒い地域では暖房器具に「エアコン」という発想はない人が多いのかもしれません。
しかし、その概念を覆したのが三菱の寒冷地専用エアコンのズバ暖霧ヶ峰です。
エアコン暖房を使うメリットはたくさんありますが、ズバ暖についての詳しい内容は以下の記事を参考にしてみてください!

そして、エアコンを暖房器具として使用した場合、気になるのは電気代だと思いますが、一体どのくらいの電気代がかかるものなのでしょうか?
あまり電気代が高額になるんだったら、灯油のほうがいいかな?と考える人もいるはず。
そこで、実際に寒冷地でズバ暖を使用している私自身が、電気代についてまとめてみたいと思います!
ズバ暖の暖房使用時の電気代について
これは、一概に電気代といってエアコンの機種によって、そのパワーも変わってくるため消費電力が異なります。
イコール電気代も変わってくるということになりますが、今回は大きさは10畳用のもので、機種はズバ暖の中では1番お値打ちな『KXV』という機種で見てみたいと思います。
計算は、電気料金目安単価の『27円/kwh』を基準にします。
単純に計算すると年間の電気代は、約17,000円ほどになるといえます。
しかし、注意したいのがこの数字というのは東京などの都心(雪があまり降らない地域)で、設定温度20℃で過ごした場合の数字になります。
これが、寒冷地になると少なくとも3倍の料金になるだろうと言われています。
やはり寒冷地だと電気料金は高くなってしまいがちなんですね。
ズバ暖の電気代は北海道のような寒冷地ほど高くなる?
先ほども申し上げたとおり、寒冷地になると、平地に比べて電気料金が3倍にもなると言われています。
もちろんこれはあくまでも目安で、風量や使う時間、機種や容量、部屋の構造、またお使いの電気料金プランによっても左右されるもので、使う人によってかなり差が出てくるものです。
さて。
私は寒冷地でズバ暖を使用しているのですが、実際の電気料金はいくらくらいなの?ということが気になるはず。
まず我が家のズバ暖のスペックや使用頻度については以下の通りです。
- 一日の使用時間は、午前中と夕方から夜にかけて主に使用。(昼間は使用しない)
- 12畳の部屋に対して10畳用のエアコンを使用している。
- 夜中まで起きていることがあるため、一日の使用時間は平均して12~14時間。
- 家族は大人2人、子供1人。
このような使い方で、
1月の電気料金は36,000円でした。
これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれかもしれませんが、私は高い!!!と叫びました。
もちろん、この36,000円というのはエアコンだけではなく、他の家電も入っていますし、我が家はオール電化なのでガス代はかかりません。
ちなみに、夏場クーラーとして冷房を使用していときの電気料金は平均して12,000円~15,000円だったので、やはり暖房時の消費電力は圧倒的に多くなるみたいです。
これだけ見たら、ズバ暖って意外と電気代がかかるから購入を考えようかなぁ…と思っちゃいますよね?
でも、実はこれには電気料金が高くなってしまった私の失敗があるんです!
それは何かといいますと、先ほどの我が家でのスペックを箇条書きにしましたが、その2番目にある、『12畳の部屋に対して10畳用のエアコンを使用している。』ということ。
これが、我が家の電気料金を高くしている最大の理由なんです!!
基本的にズバ暖は取り付けるときに、使用する部屋の畳数よりも1つ大きめか、理想は2つ大きめのものを選ぶと良いとされています。
例えば、ズバ暖には10畳用、12畳用、14畳用があります。(※機種によってはないものもあります)
10畳の部屋であれば、少なくとも12畳用、理想は14畳用のものを取り付けるんです。
そうすることで、ズバ暖の機能を最大限に発揮できるとされています。
しかし、そうはいっても容量が一つ上がるとそれなりにお値段もあがるんですね…。
私はそれが嫌で
「1ランク下げたって暖房は効くだろうし、問題ないでしょう!」
ということでワンランク下の容量のものを取り付けたんです。
結局そうしたことで、設定温度までなかなかいかないため、設定温度は常に28度前後。
付け始めたときは、部屋が寒いので1番強い風力にしてガンガン回している。
部屋の広さとエアコンの容量が合っていれば、部屋が温まるまでの時間も少なくて済みますが、我が家の場合は足りないので、結構な時間フルパワーで動かしています。
きっとこの使い方が電気代を増やした大きな要因だと言えます。
また、リモコンに「節電」というボタンがあり、こちらを利用したり、部屋を何かで仕切ったりすることで風の回りが良くなり、電気代の節約に繋がるとは思いますが、根本的な原因は容量不足にあります。
初期投資は少し大きくなりますが、日々のラーニングコストを考えると、2ランク上の容量のものを取り付けても数年で元が取れると思います。
寒冷地でズバ暖の使用を考えている人には、是非おすすめしたいほどいい商品なのは間違いないのですが、容量について事前に確認しておかないと電気代が高くなってしまう可能性があるので注意です!
まとめ
ズバ暖は、寒冷地でも注目されている暖房器具で、実際使ってみてもみなさんにおすすめしたい商品なんです。
電気代は、毎日のことですので気になる方も多いと思いますが、まずは部屋の広さとエアコンの容量について確認は絶対にしてから購入を考えてくださいね!
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