高山祭りの時期になると、観光客でにぎわって普段田舎で静かな高山も観光客でごった返します。
その賑わいといったら、すごいもので、高山市内の旅館やホテルはほぼ満室。観光バスや他県ナンバーの車の数も増えます。最近では、外国人が非常に多くなってきました。
そんな高山祭りですが、地元の人でもすばらいと思うのは宵祭(よいまつり)と呼ばれる、夜に行われるお祭りです。
県外から友人や親戚が来た時には、必ず宵祭を見せに連れていくという人もいらっしゃいます。
そんな素敵な宵祭に久しぶりに行ってみました!!
高山祭の見どころは宵祭!
秋の高山祭りは、「八幡(はちまん)祭り」と言われ、櫻山八幡宮の例祭でもあります。
そんな高山祭りは、11台の屋台が出て行列が街をめぐるのですが、これが宵祭になると100個ものちょうちんを付けて灯りをともし、それぞれの屋台蔵へ帰っていくのです。
その、灯りをともした屋台がなんとも素敵で、観光客は夜もとても賑わいます。
2018年の秋の高山祭りもかなりの観光客がいるな~という印象でしたが、調べたところ、宵祭りだけで2万6千人もの人が出ていたそうです。
正直、出店の前を歩いていると、人が多すぎて身動きが取れなくなることもありました。
相変わらず、ちょうちんがたくさんでとても幻想的できれいな屋台行列でした。
高山祭りのルートが分からなくなったら?
高山祭りの行列のルートは、HPからパンフレットがダウンロードできるようになっていますので、次回の高山祭りに参加する人は、事前にルートを把握しておくことをおススメしますよ~。
また、土地勘がなかったり、いざ当日になって今の時間はどの辺にいるのか分からなくなった場合!!
そんな時は、ちかくにいる警備員の人に聞いてみましょう。(笑)
警備員の人には、地元の人が多く毎年のように警備員として参加している人が多いので、屋台の状況や、どの辺にいるかなど詳しかったりします。
色んな場所に立っていらっしゃいますので、どうしても分からなくなったら、訪ねてみるのもアリかもしれません。
秋の高山祭りの屋台たち
屋台は全部で11台。
多くの屋台が行列になっていくのは、夜の町にちょうちんの灯りが映え、とても綺麗です!
やっぱり何度見ても綺麗だなーって思います。
200年以上続いている歴史にも驚かされます。
高山祭りは、春と秋の2回行われますが、観光客の方たちは勘違いしがちなのですが、実は、この2回はそれぞれ開催される地域も屋台も全く異なるんですよ。
この屋台たちは、屋台蔵と呼ばれる、土蔵のような場所に保管されます。
古い町並みのあたりを歩いていると、白壁で大きい門の土蔵のような蔵をいくつか見かけると思いますが、それが屋台蔵になります。
祭りも、だいたい9時近くになると終盤をむかえ、屋台たちはそれぞれの屋台蔵へ帰ります。
秋の高山祭りの11台の屋台に関しては、櫻山八幡宮の境内にある屋台会館で本物を見ることもできます。
開催されている期間が決まっていますので、ホームページより確認してみてくださいね。
実物を展示してある場所というのは、全国的にも珍しいようなので、見ものですよー!
おわりに
高山祭りは、高山市のイベントの中でも1位といってもいいくらい人気のイベントです。
年間を通しても、最も観光客が多くなるイベントなのでは?と思います。
そんな高山祭りは、その歴史にも感動しますが、宵祭の美しさにも圧倒されますよ!
是非、行ける方は宵祭も楽しんでみてくださいね。
コメント